加藤の機関車を見に行く
今回も実車の話ですが、当ブログのこれまでの実車記事を俯瞰してみると全く統一性がないのに我ながら驚きます。
先日の平日休のはなし。
クルマを修理のためにディーラーに持って行く途中、かねて聞かされていたあるものを見てきました。
ここで勿体つけて言う程のものではないですが「加藤の小型機関車が近所のとある倉庫の前に展示されている」と言う事で一度見てみたいと思い立ったものです。
実はその話を聞かされるまで自宅の近場にそんな物があるなんて全く知りませんでしたから、少しの驚きとともに車を走らせました。
行ってみた現地の周囲は表通りからだいぶ引っ込んだ住宅地の狭い路地の連続、おまけに近くで工事までやっていて片側交互通行中。
軽自動車の小回り性があったればこそ行く気になったと言うほどの場所ではあります。
(だからこれまで気づかなかったのかもしれません)
さて、現地に着くまで「小型機関車」としか聞かされていなかったので漠然とナローのディーゼル機関車を想像して、実際展示されている機関車はそのイメージ通りのものでしたが、それにしても何かおかしい。
その印象を強めていたのが「鼻先にそそり立つ国鉄制式の自動連結器」
ナローの機関車のそれよりも確実に50センチから1メートルは高い位置です。
さてはと思って足回りをよく見ると軌間はどう見てもナローではありません。
おそらく近くの駅に専用線を介して貨車を運ぶためのスイッチャーだった様です。
この手の貨車移動機はかつて故郷の駅でも見た事はあるのですがもう少しでかい(ついでに愛想のない造形)ものばかりでしたからこの手のナロー系のスタイリングには結構そそられるものがあります。
鉄コレ猫屋線の機関車を改造してこう言うのを作って見たいなんて浮気心全開の不埒な考えがふとよぎりました。
光山鉄道管理局
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ここで勿体つけて言う程のものではないですが「加藤の小型機関車が近所のとある倉庫の前に展示されている」と言う事で一度見てみたいと思い立ったものです。
実はその話を聞かされるまで自宅の近場にそんな物があるなんて全く知りませんでしたから、少しの驚きとともに車を走らせました。
行ってみた現地の周囲は表通りからだいぶ引っ込んだ住宅地の狭い路地の連続、おまけに近くで工事までやっていて片側交互通行中。
軽自動車の小回り性があったればこそ行く気になったと言うほどの場所ではあります。
(だからこれまで気づかなかったのかもしれません)
さて、現地に着くまで「小型機関車」としか聞かされていなかったので漠然とナローのディーゼル機関車を想像して、実際展示されている機関車はそのイメージ通りのものでしたが、それにしても何かおかしい。
その印象を強めていたのが「鼻先にそそり立つ国鉄制式の自動連結器」
ナローの機関車のそれよりも確実に50センチから1メートルは高い位置です。
さてはと思って足回りをよく見ると軌間はどう見てもナローではありません。
おそらく近くの駅に専用線を介して貨車を運ぶためのスイッチャーだった様です。
この手の貨車移動機はかつて故郷の駅でも見た事はあるのですがもう少しでかい(ついでに愛想のない造形)ものばかりでしたからこの手のナロー系のスタイリングには結構そそられるものがあります。
鉄コレ猫屋線の機関車を改造してこう言うのを作って見たいなんて浮気心全開の不埒な考えがふとよぎりました。
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この記事へのコメント
離し戻すと、蒸気機関車でもこういう変な位置(バッファービームが斜め上の方に伸びていてその先端に普通の連結器がある)にカプラーつけているのがあってなんとなく模型っぽい感じがしましたっけ。
(形式名は覚えていませんが見れば一発でわかります)
北海道などは連結器の高さ変更時に自動連結器の高さがあってないものがあった(一部が重なれば連結できるのでそれで問題なかった)そうですが、さすがに限度はあるようです。
背景事情がどのような設定になるか頭の痛いところですがw
最近この手の実物に飢えているので…
専用線自体、絶滅危惧種的になっていますし。
以前、ワールド工芸の16番でこのクラスの加藤が出てました。
若気の至りでやっつけ仕事で組み上げたのがうちにもあったので、この前運動させてやりました。
こういうマニアックな題材を改良再生産してほしいと思うのですが。
今回のロコはいわゆる「ゲテモノ」の部類に入るタイプだと思いますが「異形感」こそあるものの、そうする必然性あってのこの格好ですから雰囲気的には結構好ましく感じますね。
貨車が繫がっているところを一度見てみたかったです。
コメントありがとうございます。
恐らく倉庫などの専用線と貨物扱いの駅の間、ごく短距離の運用だったと思いますのでごく小さなセクションでも再現可能ではないかと思います。
実は似た様な専用線、故郷の盛岡にあった専売公社の工場で見た事があったので雰囲気は分かりますが、盛岡のはもろに「貨物移動機」と言った感じのものでしたから今回の様な加藤タイプは意表を突かれました。
ごく小規模な専用線なら移動距離もせいぜい100メートル単位と思います。
言われてみればかつては専用線なんて相当な田舎でも普通に見る事ができましたね。踏切なんかがあってもナローと普通の鉄道の中間みたいな雰囲気が感じられましたし、何より「えっ?こんな所に線路が!?」と言う意外性もあったと思います。
その意味で言えばこの手の専用線、ラージスケールの鉄道模型レイアウトとしては結構大穴な題材の様な気もします。
ワールド工芸から加藤が出ていたのですか。とするとそれを使ったパイクを作って組み立てレイアウトに組み込むなんてのも面白そうな気がします。
勿論国鉄色のままもまた違った魅力がありますが。
プリムスのディーゼルスイッチャーはかなりカラバリがありますが緑色と言うのも確かに似合いそうですね。
専用線のレイアウトも設定がしっかりしていれば省スペースでかなり楽しめるものができると思います。