趣味の原点を振り返る番外編「関水金属のC11」

 趣味の原点を振り返る番外編・思い出の車両モデルから
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 今回は関水金属のC11をば。
 EF65、ED75(これについては次の機会に)に続いて小遣いを溜めこんで購入したのは初めての蒸気機関車モデル、関水金属のC11でした。
 4500円と言うお値段は当時の国鉄型SLの中では再安価(こうして見ると「安い順に増備されている」のが丸わかりですね汗)でしたしD51やC62ほど大仰でない点も動機としては大きかったです。

 初めての蒸気機関車と言う感動もあったのですが走りっぷりもEF65よりスムーズでしたし走行に合わせた「ロッドのアクションのもたらす細密感」は「遂に鉄道模型をものした」と言う実感も与えてくれたと思います(笑)

 しばらく経ってから「実は実車よりも間延びしたプロポーション」とか「実測スケールは135分の1前後」とかの情報も入っては来たのですが、そういう部分も「美容整形の一種みたいなもの」と割り切る事ができました。事実実車よりもほっそりスマートな印象を与えるのびやかさが感じられ、モデルとしての好感度は今でも高い機種です。

 とはいえ購入時期の関係からライトが点灯しないのはいいとしても「バック運転に対応したカプラーがなかった」点はこの機関車の持ち味を生かし切れない点でやや不満だったところです。
 (ついでに書くとナンバープレートは「黒いシール」で貼り付けることはできてもシールがめり込みやすく、さらに外枠部分に色刺ししないとナンバープレートに見えないという弱点も持っていました)

 当時のラインナップでは客車のモデルが事実上オハ31系か20系しかなかったのですがその両方に対応できる機関車はこのC11しかありませんでしたから客車編成の先頭に立つ確率も非常に高かったものです。
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 写真のモデルは趣味の再開直後に万●書店で1両300円と言う驚愕物の価格で入線した中古品です。
 前のユーザーが艶消し処理をボディに施していた事が安かった原因のようですがこの機関車には却ってその方がそれらしかった気がします。

 C11自体はボディ構造は基本的に変えないまま、ヘッドライトの点灯化や重連用カプラーの添付、ロッド類の材質変更などを経て店によっては今でも新車が買えるモデルですが、昨年の「怒涛のC11新製品ラッシュ」以降はあまり注目されなくなっている様子です。

 ですが私個人としてはこれまでの思い出とともに自分の中で大きく居座っている機関車のひとつと言えます。
光山鉄道管理局
 HPです。


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