マイクロエースのフリー機関車3題

今回は先日の時計屋さんでの入手モデルの話。

昨年暮れ以来、あそこのエバーグリーンでのNゲージ中古モデルがすごいことになっているのですが今回の上京でも引き続き驚かされました。

何しろしなのマイクロのブラス電機が「2両セットで六千円」エンドウの機関車4両セットが八千円弱なのですから。奥の相場の半額以下でモデルもピカピカ。
もし私の持っていないモデルでもあったら迷わず手を出していたであろうことは間違いありません。
DSCN9803.jpg
ですが今回私の琴線を揺さぶったのはその隣にあった別のモデルでした(笑)
同じマイクロエース(旧)の三軸フリー機関車たち。
中でも産業用凸型機関車は他のフリーに比べてオリジナル色が強く棚幡線でも使えるサイズなのに惹かれました。

・・・これが走ればですが。
DSCN9801.jpg
店頭で試走させようと線路に乗せた時点で気づいたのですが3軸の中の端の1軸が線路から浮き上がっています。
旧マイクロエース(日本製)の動力ユニットはギアの精度に問題があったりウェイトが経年劣化で変形している個体が非常に多いのが特徴なのですがこのモデルもそうしたひとつだった様です。勿論通電してもうんともすんとも言いません。
DSCN9810.jpg
普通ならそこで諦めるところなのですが、店頭には他にもマイクロの3軸機関車がいくつかありました。これらはボディこそ違え動力ユニットは同じものですから走れるモデルから動力をコンバートするという荒技が使えるのです。
その中からすでに手持ちがあるED91タイプ、今回初めてまみえるDD51タイプをセレクト。いずれも走れることを確認した上で一緒に購入しました。
DSCN9805.jpgDSCN9807.jpg
一見、豪気な買い物に見えますがこれらのロコはどれも1両1200円。3両買っても5千円でお釣りが来ます。

帰宅後、予定通りED91のそれをコンバートして走れる様にしてしまいました。
それにしても、今回のは車輪が浮き上がるくらいにシャシが変形していたわけですがこういう個体に当たったのは初めてです。
過去のケースではモータとギアの噛み合わせが不完全でモーターだけ空転するのが殆どでしたから。ユニットの機構が単純な構造だけに一旦こういうのが出ると修正が意外に難しいのです。

とは言え望外の掘り出し物だったのも確かです。
光山鉄道管理局
HPです。


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この記事へのコメント

秋津のOB
2022年09月13日 20:36
たびたび失礼します。先月にこのシリーズの凸型工事用ディーゼル機関車と関西電力/富山地鉄タイプを仕入れました。分解掃除はすんなり終わるも3軸のままだと全く動かず途方に暮れました。しかしウィリーして両端車輪のどちらかかを触れると動きました。

考え込んで中間軸を抜いたらあっさり動くように。駆動音は香港tomy並みに賑やかですがどうにかなりました。どうも本記事と同じく中間車輪が下がり過ぎ、駆動と集電を担う両端車輪が浮いていたようです。下廻りを少し弄って中間軸受けを撤去し完全にB型機関車化してしまうのもありかもしれません。無難に空気タンクでもくっつけるか…。

両方とも手すり各部に白を挿してアクセントにし、某貸しレイアウトで再デビューとなりました。
光山市交通局
2022年09月14日 21:55
>秋津のOBさん

 中間軸を抜いて集電を安定させるのはいいアイデアですね。

 3軸の動力というのは2軸やボギーに比べて何故か走りや集電があまり安定しない印象があるモデルが多い気がするのですが、二軸化で走りが向上するなら試してみたいアイデアですね。

 手元の動力でも試してみたいものがありますし、近くやってみようと思います。