東京都電とS660と

先日「21世紀直前まで私が一番馴染みのあった岐阜の路面電車」のはなしを書きましたが、いま私が最も縁がある路面電車というと東京都電の荒川線の早稲田~鬼子母神間です。
というのもS660に乗る様になり、それまでは電車を使っていた秋葉原から落合南長崎間の移動にクルマを使う様になったためこの区間で都電と並走する事が多くなったからです。

クルマ、それも自家用車と路面電車とはある意味不倶戴天の敵みたいなものですが、クルマのおかげで路面電車との縁ができてしまったというのは皮肉に見えない事もありません。
ですが、良く晴れた冬場の平日の、車の割合少ない時間帯なんかに屋根を外したS660でのんびりと都電と並走しているとここが東京である事を一瞬忘れます(笑)
この区間は専用軌道で車道とは分離しているのですが、それでも線路と道路との親和感は似たようなロケーションの西武線併走区間よりもはるかに高く「ああ、やっぱり路面電車だなあ」とか実感しながらS660を走らせるのが(年に一二度とはいえ)楽しみになっています。
その意味では前に紹介した名鉄美濃町線にごく近い感じもします。

都電の関連でうちの鉄道に入線しているのは鉄コレ動力をコンバートした「昭和思い出博物館」の自走化モデル、そして現用機の9000形(赤塗装)例外として豊橋に転出した「ヤマサちくわ号」(笑)がある程度。
数としては少ないですがどれも雰囲気的には好ましい物ばかりです。
路面電車の必然性があって、客の数もそれなりに見込めているせいか新車のアップデートが割合に頻繁なのがこの線の特徴と思いますが大体20年に一度くらいの割合でモデルチェンジで近代化しているせいか、かなりモダンな雰囲気の車両が多いと感じます。
そんな事もあって今度辺り実車の方も乗ってみようかなとか思っています。
光山鉄道管理局
HPです。

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