鉄コレ動力でマイクロの701系を復活させる(笑)

 先日リリースされた鉄コレの26弾の(私にとっての)目玉はJRと青い森鉄道仕様の701系でした。
 手持ちの701系のバリエーションが増えるという意味では東北出身の私にとっては有難いことではあるのですが、実は今回の鉄コレのリリースにはもうひとつの目論みがありました。

 今回はそのはなしです。
DSCN5488b.jpg
 10年近く前の事ですが、近所の中古ショップにマイクロエースの701系の出物があり、何も考えずに飛びついた事があります。
 その時購入したのは同じ701系でも「秋田色の100番台」でした。

 同時に売られていた青い森鉄道に比べて半額近い大バーゲン特価とその時は思ったのですが・・・
 実はこれが安かったのには理由があり「本来5両編成だったのが3両しか入っていない」しかも「動力車がない」「マイクロなのにライトが未装備(本来5連の中間に来る先頭車だったようです)」とどめに「パンタが破損・一部パーツ欠落」

 そりゃあ、これだけそろえば安くもなろうと言う物です。

 購入時は「走らせる時だけ青い森鉄道の動力をコンバートして使う」なんて呑気な事を考えていたのですがやってみるとこれが結構億劫なもので早々に押入れの奥に仕舞い込まれていたものです。
 その時点ではまさか鉄コレで701系が出るなんて考えもしませんでしたが

 ですが今回の鉄コレでの701系のリリースで「動力ユニットとパンタグラフは容易に手に入る」事になりました。
 当然鉄コレの入荷当日はユニットとパンタも同時購入です。
DSCN5483b.jpg
 早速動力を装着。ついでなので今回はカプラーもTN化させました。鉄コレは大概のモデルでTNの装着が容易なので連結間隔の短縮には役立ちます。
 但し、今回はヘッドライトユニットの装着が期待できそうな先頭車ではなく、本来動力がない中間車を動力化しました。
 台車枠は鉄コレの701系から、床下機器も同様に対処します。

 マイクロ側は動力ユニットの外枠が当たってしまう窓ガラスの下部をカット。また、実際に装着してみるとユニットより車体の内寸がやや広い為ガバガバになってしまったのでやや厚手の両面テープをスペーサー代わりに使いました。
DSCN5486b.jpg
 パンタの方はマイクロのそれと微妙に脚の幅が広いので思い切ってポッチの部分をカット、直接屋根板に接着してしまいました。

 こうしてようやく701系秋田色3連が入線できることになりました。
 最新の鉄コレ動力だけに走行性はスムーズの一語。マイクロのそれより若干ですがいいかもしれません。動力ユニットはぎりぎりで上部が窓の上にはみ出しますが以前に比べると格段に実感的です。
b.jpgDSCN5489b.jpg
 長い事我慢を強いられましたが、ようやく走る701系秋田色が見られただけに待った甲斐がありました。

光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

雪篠電車
2018年05月12日 15:48
電装復活おめでとうございます。
ご自分で修理・調整ができる光山市交さんが羨ましいかぎりです。
無精者の私であれば「車両譲渡時の修理費削減」という設定で客車扱いとし、色味の近いEF81あたりに牽かせていたかもしれません。
3両ということを考えますとDD13にしようか迷うところですが(汗)
光山市交通局
2018年05月13日 20:45
>雪篠電車さん

 修理、調整と言いますか「市販の動力ユニットをただはめ込んだだけなのでほどんどアイデア勝負の一発芸みたいなものです(汗)

 客車扱いというのは例えば箱買いして余りを出した鉄コレの活用方法としても面白いですね。
 「どんな機種が似合うか」とか考えながら選定するのも面白そうです。