趣味の原点を振り返る番外編 関水金属のDD13
前回から少々間が空きましたが、趣味の中断前に入線していた大昔のNゲージモデルの思い出から。
今回紹介するのは関水金属のDD13です。

前回、トミーナインスケールのDD13の話をしたのですが、実はこれが出た時点で関水金属のカタログでも予定品としてDD13は予告されていました。
但しその時点(昭和50年)ですらリリース時期は未定。いつ出るか分からない状態でしたが、ナインスケールとは顔が異なる後期形のふたつ目がプロトタイプになる事だけは判明していました。
同じカタログではEF57も予告されていましたが、あの当時子供心でさえ「Nゲージでデッキの付いた(手すりの細かい)車両の模型化は相当に難しいだろうな」というのは想像がつきましたから「まあ、当てにしないで待って見ようか」くらいの気持ちでいたのも確かです。
(因みに同じカタログに掲載されていた予告品は大概製品化されましたが、既製品だったC62、D51の設計が転用できそうに見えたD52、D62だけは未だに製品化されていません。一体いつ出るんだろう?)
事実ナインスケールのDD13の手すりの太さと造形のラフさは今でこそ(人によっては)許し難いレベルに見えたかもしれませんが当時は「どうにか許容範囲」「Nゲージにしては頑張った!」という印象でしたから。
そしてそれから2年後くらい経って当時のTMSやとれいんの広告で181系と同時にDD13が予告された時には「ついに出るか」と思ったものです。
但しこの時の期待度はそれまでとは打って変わって非常に高い物がありました。
というのもその前年にモデル化されたタキ3000でそれまでの造形レベルを凌駕する精密さと強度を両立させた手すり廻りの造形を目の当たりにしていたからです。

そして実際にDD13がリリース。

この関水のDD13、あらゆる面でそれまでの関水、あるいはNゲージの造形と明らかに次元の違うモデル化で驚かされました。
デッキ周りの手すりで手すりどころか「左右のデッキを渡るチェーンまで造形した」なんてのは予想を超えていましたし、全体の造形も極めてかっちり感の強いシャープさ!
とどめに日本型では(10年以上前の初代EF70以来)久々の「点灯するヘッドライト標準装備!」
瞬時にナインスケールのDD13を陳腐化させてしまいました。
あの当時手を加えたくなる所と言ったら「テールランプに赤を刺す」位でした(造形色そのままの手すりだったのにそこに違和感を感じなかったほど造形の凄さに心を奪われていたという事でもあります)
(尤も、中には関水初の電磁式アンカプラー対応という長続きしなかったギミックもあったのですが)
走行性も当時のNとしてはなかなかしっかりしたものでこの点でもナインスケールの先行作を軽く凌駕していました(但し物理的なスロー走行だけはナインスケールの方が良かったのですが)
実際、このDD13を境に以後の関水のモデルは急速に造形のレベルを上げてゆきました。
ただ、幸いな事に前述の通りナインスケールと関水とは微妙にプロトタイプが異なっていたので同じレイアウトで並立させる時の抵抗は幾分少なかったと思います。当時EF65と並んで「同一形式を2両在籍させていた」のがこのDD13でした。

そのDD13ですがほぼ基本を変えずに長いこと作られ続けただけでなく、私鉄バージョンのバリエーション追加という形で30年近くモデルとしての新鮮さを保ち続けたという点でも名機のひとつと言っていいモデルだったと思います。
この趣味を再開させてから入線させた中古のDD13は今でも第一線級の活躍をしています。
光山鉄道管理局
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今回紹介するのは関水金属のDD13です。
前回、トミーナインスケールのDD13の話をしたのですが、実はこれが出た時点で関水金属のカタログでも予定品としてDD13は予告されていました。
但しその時点(昭和50年)ですらリリース時期は未定。いつ出るか分からない状態でしたが、ナインスケールとは顔が異なる後期形のふたつ目がプロトタイプになる事だけは判明していました。
同じカタログではEF57も予告されていましたが、あの当時子供心でさえ「Nゲージでデッキの付いた(手すりの細かい)車両の模型化は相当に難しいだろうな」というのは想像がつきましたから「まあ、当てにしないで待って見ようか」くらいの気持ちでいたのも確かです。
(因みに同じカタログに掲載されていた予告品は大概製品化されましたが、既製品だったC62、D51の設計が転用できそうに見えたD52、D62だけは未だに製品化されていません。一体いつ出るんだろう?)
事実ナインスケールのDD13の手すりの太さと造形のラフさは今でこそ(人によっては)許し難いレベルに見えたかもしれませんが当時は「どうにか許容範囲」「Nゲージにしては頑張った!」という印象でしたから。
そしてそれから2年後くらい経って当時のTMSやとれいんの広告で181系と同時にDD13が予告された時には「ついに出るか」と思ったものです。
但しこの時の期待度はそれまでとは打って変わって非常に高い物がありました。
というのもその前年にモデル化されたタキ3000でそれまでの造形レベルを凌駕する精密さと強度を両立させた手すり廻りの造形を目の当たりにしていたからです。
そして実際にDD13がリリース。
この関水のDD13、あらゆる面でそれまでの関水、あるいはNゲージの造形と明らかに次元の違うモデル化で驚かされました。
デッキ周りの手すりで手すりどころか「左右のデッキを渡るチェーンまで造形した」なんてのは予想を超えていましたし、全体の造形も極めてかっちり感の強いシャープさ!
とどめに日本型では(10年以上前の初代EF70以来)久々の「点灯するヘッドライト標準装備!」
瞬時にナインスケールのDD13を陳腐化させてしまいました。
あの当時手を加えたくなる所と言ったら「テールランプに赤を刺す」位でした(造形色そのままの手すりだったのにそこに違和感を感じなかったほど造形の凄さに心を奪われていたという事でもあります)
(尤も、中には関水初の電磁式アンカプラー対応という長続きしなかったギミックもあったのですが)
走行性も当時のNとしてはなかなかしっかりしたものでこの点でもナインスケールの先行作を軽く凌駕していました(但し物理的なスロー走行だけはナインスケールの方が良かったのですが)
実際、このDD13を境に以後の関水のモデルは急速に造形のレベルを上げてゆきました。
ただ、幸いな事に前述の通りナインスケールと関水とは微妙にプロトタイプが異なっていたので同じレイアウトで並立させる時の抵抗は幾分少なかったと思います。当時EF65と並んで「同一形式を2両在籍させていた」のがこのDD13でした。
そのDD13ですがほぼ基本を変えずに長いこと作られ続けただけでなく、私鉄バージョンのバリエーション追加という形で30年近くモデルとしての新鮮さを保ち続けたという点でも名機のひとつと言っていいモデルだったと思います。
この趣味を再開させてから入線させた中古のDD13は今でも第一線級の活躍をしています。
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この記事へのコメント
(DD51は割と店頭にありますがミニカーブを通れませんw)
その後スイッチャー機に巡り合うことも増え、現在はDD13も新旧入手済みですが、やはりこういう短い貨物列車を引くならDD50よりDD13の方が絵になりますね(DD50は現在旅客列車用にしてあります)。
なお、最初に作ったEF64切りつめ機は廃車済みですが、鉄コレの東武鉄道ED5010(前期)と銀河モデルの十字型フィルター&煙道パーツ(本来はDF50用)でリメイク機を再建しています。
乗工社のメタルキットなんかはまさにそれでしたね。実は小田急のデ二もDD13動力なのですが、鉄コレの動力ユニットのコンバートをやろうとして調べてみたらDD13の全長に合致するものが殆ど無いという現実を知りがっかりした事があります。
してみると意外に動力ユニットとしても貴重品かもしれませんね。
DD13はリニューアル品が相次いで出ているのでそろそろ旧製品の出物を期待したいのですが・・・
KATOの「DD13形」を初めて見たときには衝撃的でしたね。
手すりの細さと、ライトが明るいのに驚きました。
「(当時の)KATOのDLには、低電圧で光る電球が採用されていた」とかいう話を、どこかで見たような気がするのですが・・・。
(^_^;ゞ
私の方は逆に一灯式の方が馴染みでしたので、2灯式の方が一時「パチモンのDE10みたいに見えていた」時期があります。KOUさんのコメントで思い出しました(笑)
ヘッドライトの点灯は当時随分と驚いたと同時に何かデラックス感を感じましたが、実は日本型ではこれより先にヘッド・テールライト標準装備というのが出てしまっていたのでやや新鮮味は薄れていました。
そのモデルについては近く書くつもりです。
別部署の人から小学生の頃に遊んで死蔵したままだったNゲージを買い取りました。KATO製DD13、キハ47M・48。香港製tomixカ・チ・セムにレールバスM、エンドウ製金属道床レールとパワーパック。車両については全車復帰できましたが……エンドウ製レールはフィーダーを差した分しか通電せず、放置状態です。
DDは分解洗浄で復調したので、後日にデッキ上面を黒・手すりと側面は白・端梁がグレーの色挿し、Hゴム塗り分けしたところ現行品に近い印象に化け驚きました。かもめナックル換装もありますが、なるほど……今後はこれ未満の機関車を出せなくなった、という新発売当時の評価が今更になって分りました。
前灯の丸い縁取りへ銀を挿すべくプリズムを外そうとしたら、レンズの付け根で折ってしまいましたが、走らせると左右均等に光っているのは幸いでした。たまたま破断面が綺麗に合ったと思います。
KATOの初代DD13は最初に出た時点ですでにかなりの完成度のモデルだったと今にして思いますね。
現行モデルと比べてもスケールの違いによる大きさの差のほかは手すりの色くらいしか相違点が見つかりません。
むしろ現行モデルの方が細密になった代わりに走りも神経質になってしまった分、初代モデルよりも使いづらい印象すらあります。