今月の入線車 乗工社の江ノ電800ととある目論みのはなし

 昨日当ブログの訪問者が22万を超えました。
 このところの安定しない気候で更新内容が筆者の体調を反映したグダグダっぷりで申し訳ありません。
 今後ともよろしくお願いいたします(汗) 

 さて、今回は先日入線した旧モデルから。
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 ここ数年来、出物があればと思っていた乗工社のメタルキット、江ノ電800型を先日ようやく入手できました。

これが欲しかったのは800型のルーツが上田電鉄からの譲渡車、さらにそのルーツを手繰れば今から50年以上前に廃止された山梨交通の路面電車に行き着くからです。
 つまりあの頃の山梨交通の通称「ボロ電」が最も手軽に再現できるのがこのキットだったからです(とか言いつつリリースされてから優に30年は経っていますが)
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 今では800型の1両は、山梨の鰍沢に里帰りして展示されていますが顔が江ノ電当時の仕様になっていて当時を偲ぶには少し辛いものがあります。
 これをNゲージで再現する場合、スクラッチとかキットバッシュで製作するのも一法なのですが、実はクラブのメンバーで既にそれを実行している方もいまして、私がやるなら別なアプローチでやってみたいという生意気な意図もあったわけです。
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 今回入手できたのは前ユーザーが既に組み立てていた完成品で当時指定されていたKATOのDD13の動力と組み合わされたものです。しかも前ユーザーの手で台車も換装されていましたが、103系用のDT22なのでたいした差はありません。
 実はこのキットが欲しかったもう一つの理由は「今だったら鉄コレの動力が使えるのではないか」という点があります。特に16弾以降は15M?16M級の動力が複数あって以前よりも選択肢が広がっていると見ています。
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 作例では上田時代の状態をモデル化していて山梨時代と同様のヘッドライト配置になっているのも好都合。ですから動力の換装とリペイントが肝になります。実車の江ノ電の仕様は顔つきが変わっただけでなく昭和50年頃に3扉化してオリジナルと相当に異なる外観になっていましたが、今回のモデルは改修前の仕様の様なのでこれまた好都合と言えます。

 ただし実際実物を手にとって気になるのが「異様とも言える幅の広さ」
 既存の動力を使う以上これはやむを得ないので妥協する他ありません。
 それを別にすれば窓の抜けの良さ、車体の肉の程よい薄さはブラスモデルならではの長所。これは生かしたいところです。

光山鉄道管理局
 HPです。


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