ウッディジョーとバンダイ動力のはなし

先日の帰省の折の戦利品から。
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 この間モデルを製作したウッディジョーの木造電車ですがKATOの動力を指定されていたものの妙に腰高感があってどうしたものかと考えていました。
 この件に関しては以前レサレサさんからポケットラインの二軸動力のへコンバートの可能性を指摘いただいたのですが、その時は帰省中だったのでおいそれと手が打てませんでした。

 そんなおり、鉄道模型をほとんど扱わない故郷のホビーショップを覗いたところ、そこでひとつだけバンダイのBトレインショーティの動力を発見しました。しかも幸か不幸か「路面電車用」です。
 これを買ってしまうと帰省の際のお土産代が足を出してしまうのですが、今後入手できるかどうかわからないという焦りから購入してしまいました。
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 帰宅後KATOの動力と並べて見たのですが、シャシの長さこそ同じなものの台車の軸距はバンダイの方がやや広めでした。
 そのせいか、足回りはKATOと異なるどっしり感があります。
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 試しに車体を載せてみましたが、腰高感の改善はわずかなものの、KATOよりも見た目の安定感が得られました。
 肝心の走行性ですが、KATOのそれとは大差なし。特に不満はありません。
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 さて、肝心のポケットライン動力ですが「ぎりぎりで動力の方が長いためにそのままではコンバートできません」でした。
 但しシャシを一部カットすれば載る可能性はありそうです。

 ここからどうするか、少なくとも3種類の選択肢が出てきたので考え処です。

この記事へのコメント

レサレサ
2018年08月19日 21:10
>ポケットライン動力ですが「ぎりぎりで動力の方が長いためにそのままではコンバートできません」

なるほど、入りませんでしたか。(自分は側面レリーフのないチビ客車の動力を使う想定でしたが、ほぼ同じサイズですから結果は同じでしょう。)
シャーシを削るのでしたら、自分が昔チビロコの貨物列車をやるため動力貨車を作る際にやってたように、モーターを止めているプラスねじのダイカストの前後を切り取るとちょうど黒貨車1台分ぐらいの長さに収まるはずです。
カプラーは一緒に取れてしまいますが、路面電車ならカプラーはなくても大丈夫と思われます。
(なお、私のチビロコ貨物列車の場合はカプラーが必須だったので、下側にピンバイスで穴あけて真鍮線差し込んだ後、KATOカプラーの柄の隙間をそこに挟んで接着しました。首は降りませんが平坦線ならスーパーミニカーブも通過します。)
光山市交通局
2018年08月21日 20:17
>レサレサさん

 遅ればせながらコメントありがとうございます。

 今回は路面電車で編成を組むのを想定していないのでダイカストのカットは選択肢に入って来ますね。

 動力貨車のベースにポケットラインを使うというのは盲点でした。
 実は自作で動力貨車をやろうかと考えていたので参考になります。
レサレサ
2018年08月22日 22:49
>光山市交通局さん
>ダイカストのカット

誤解を招いたようなので書き足しますが、ダイカストそのものは切断しません、その前後のプラ部分です(よって普通のレザーソーで切除できます)。
チビ客車動力のプラスチック部分を「ダイカストに固定しているネジ突起妻面部分に沿うように、レザーソーの刃を当てて上から下に切る」。とちょうどダイカストのすぐそばで切れます。
(車体側は2軸貨車のボディ側面中央部には補強のリブがあるのでこれを削ずる。少々きついがこれでハマる。)

完成後の外見ですが、床下にダイカストのウェイトが見えているのはあまり目立ちませんが、ネジを外してウェイトをとっても特に落ちる部品はないので、モーターがむき出しになっていいというならこれをやって上部(有蓋車内部)に別のウェイトを積んでもいいかもしれません。
(重心は上がりますが・・・あと内部ウェイトはショートしないように紙か何かにくるんだ方がいいです。)

光山市交通局
2018年08月22日 22:58
>レサレサさん

重ね重ねの助言有難うございます。 
今回の作例は手持ちの2軸機関車の動力を試しに載せてみたのですが、動力の都合が付いたらやってみるつもりです。