帰省の戦利品から TOMIXの455系訓練車
今他の方のブログを覗いているとこの世界、ほとんどJAM一色ですが、今年もスケジュールと予算の都合もあってやっぱり出かける事はできませんでした。
それは残念ですが、先週の帰省の前後は例年になく収穫が多かったので多少なりとも慰めにはなっているかと。
そんな訳で今回は帰省土産から
物はTOMIXの455系訓練車3連。
故郷の中古ショップで見つけた出物です。
実車は平成の初め頃に訓練車に改造された仕様で、そのため一方のクハがクヤに変更されています。そのため主に車内を訓練車の仕様に改造しているそうですが、今回のモデルではそこまでは弄っていないらしいです。また、反対端のクモハの方は通常塗装に戻したうえで鉄道博物館の展示車となり現在は割と手軽に見る事ができます。
訓練車という特殊な仕様が限定品とはいえ製品化される様になったのですからNゲージも凄い時代になりました。
実はこの顔の急行型でTOMIXを入線させるのは今回が初めてなのですが、KATOのかっちりした造形と比べて微妙に柔らかさを感じさせる印象があります。以前頂いたコメントで「剛のKATO、柔のTOMIX」という評がありましたが言い得て妙です。
少なくとも無機質的ではありません。車内は急行型の車内テーブルまでモールドしてあって個人的にはそそられますが皮肉な事にクヤの場合インテリアを弄っていない証拠としても目立ってしまいました。
因みにTOMIXのHGモデルの名物(と私が勝手に呼んでいる)山の様な後付けパーツですが殆どが前ユーザーの手で取り付け済になっていました。今回ばかりは少し残念という気持ちと手間が節約できたという気分が半々です。
さて、訓練車特有の標記や帯の追加は見慣れこそしないものですが、元のカラーリングが個人的に懐かしいものだけに、不思議な印象を残します。
今時のファンだとグリーンライナー色くらいしか印象がないかもしれませんが、かつてはこのサーモンピンクのカラーリングに長旅を感じたものです。
物が訓練車ですから通常ダイヤの間合いなんかでこっそり走っていたと思いますが、上記の懐かしのカラーリングと併せると一種の「幽霊列車」みたいなものかもしれません(笑)
特にフライホイールなどを付けていないらしく走行性は一昔前のTOMIX車のそれです。特に惰行したり滑らかに加速するわけではありませんが、かと言って不満もないレベルということでしょうか。
それにしても今年、いや昨年キヤ95を入線させて以来、不思議とこの種の事業用車両(いわゆる「はたらく電車(か気動車)」)の出物に当たります。実は今回の帰省ではもうひとつ大物を引き当てているのですがそれについては次の機会に。
光山鉄道管理局
HPです。
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