701系とレンタルレイアウトのはなし
先日入線の701系盛岡色を引き取ったのは平日休の時でした。
それを引き取った時は行きつけの店も開店直後でしたし、平日の朝という事もあって他に客もいない様子。
前にも触れた事がありますが、このショップでは店舗に隣接してかなり大きなレンタルレイアウトがあり、週末などは県外客を中心ににぎわっている所です。
ですが私の場合、掛け違ってこれまで客としてここを利用した事はありませんでした。
レイアウト自体は何度となく見学していたのですが。
今回の入線をいい機会に701系の2連をそのレンタルレイアウトで試走させてみようと思い立ちました。
見学者としては何度も見ているのですが運転する側としてこのレイアウトを見るとやはりでかい。
他の客がいないので6,7線あるメインラインも、いつもなら10本近い列車が屯するヤードもまるでガラガラ。
ですから尚更圧倒されるわけです。
一番手前の列車の引き上げがしやすい線を選んで走行開始。
最初は単純なエンドレスと思っていたのですが、トンネルを通過すると意外なところから列車が顔を出すのに驚きます。
勾配あり立体交差もありと変化に富んだルートですがレイアウト自体がでかいので配線に無理が少なくスムーズに走ってくれます。
ヤード手前の複々線のカーブの立ち上がりから踏切に掛かる所はもう一つの見どころ。
現実にこんなのがあったら「開かずの踏切」同然と思うのですが、列車を眺める分にはとても雄大に見えます。
雄大と言えばシーナリィもそうで、背後の山などは中に人が一人隠れられそうな大きさで列車との比較でもかなりのスケール感を持ちます。
街並みの奥行もかなりたっぷりと取られているので市販品を並べただけの風景でも相当にリアルな奥行き感が感じられました。
強いて弱点を上げるならシーナリィの一部が既存のモジュールの組み合わせ(以前クラブの運転会で活躍していたモジュールが複数組み込まれています)なので場所によってはややちぐはぐ感がある所でしょうか。
それにしたところであのスケールの前ではあまり気になりませんが。
メインラインを特急列車が走る程度のスピードで一周させた時間は2分半程度。短いようですが実際にはかなり長く感じますし、畳一枚半のエンドレスだったら20秒くらいで回ってしまう事を考えるといかに大きいかわかります。
やはり運転する側からレイアウトを見ると傍からでは見えなかったものも見えてくることがわかりました。
これなら空いている時にまた走らせても良い気持ちにはなります。
光山鉄道管理局
HPです。
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