701系でレンタルレイアウトツアー・その3
701系を連れてレンタルレイアウトツアー第3弾(っていつからシリーズに?)
今回は県内で唯一の「繁華街に隣接した模型屋さんのレンタルレイアウト」です。
こちらは鉄道模型にも元々強い所ですが本来が「地元の模型の総合百貨店」と言う性格もあって普通のプラモデルからRC,ガンプラやミニ四駆果てはモデルガンまで扱い、店の二階にはシューティングレンジまであると言う充実度!
ご店主もごく気さくな方で専門知識もあるという前世紀まではあちらこちらにあった「町の模型屋さん」の雰囲気を残すところでもあります。
こちらのレンタルレイアウトの開業は比較的最近で、鉄道模型のショーケースの上に畳3畳程度のサイズのレイアウトがどんと載っています。
私個人としてはこちらも専ら買い物が主で、レンタルレイアウトを使った事はなかったのですが先日来のツアーもあって、ここを取り上げないのは片手落ちだろうという気持ちで入店した次第です。
レイアウト自体はそれまでは買い物がメインだったせいであまり注目していなかったのですが、実際に列車を走らせてみて、自らの不明を恥じる事になりました。
サイズこそこれまで紹介してきたレイアウトには譲るものの、シーナリィの密度がきわめて高く「列車の走る風景」が程よく再現されている事にまず驚きました。
それもただ単に密度が高いだけでなく駅周囲の風景、線路際の側道、踏切の向こう側の風景の奥行感に高いセンスを感じるのです。
特に山の上のぶどう棚の作り込み、これまでこれ程リアルなブドウ畑のシーナリィは見た事がありません。
これほどの物をどうして今まで見逃していたのか。
おそらくですが、これらの作り込みの背景にはこの店の近くにターミナル駅と幹線の線路があるため、シーナリィのモチーフが豊富にある事が関係していそうです。
線路配置は変形エンドレスがメインでふた昔前のレイアウトプラン集にでも出てきそうなトラックプランのようですが、基本TOMIXの組線路を使いつつ見せ場のポイントでフレキシブルを目立たないように組み合わせているので視点を提げると意外なほどのリアリティがあります。
何よりこの架線柱の連なり!あまりレイアウトが大きいと多すぎる架線柱はメンテナンスで邪魔になりやすいものですが、このサイズだからこそぎりぎり成立する風景と思います。
ごく短時間の探訪でしたが非常に充実したひと時が過ごせました。
強いて欠点を挙げれば常に立ちっぱなしの運転になるため長時間が辛い事と、駐車スペースが狭い上に周囲の駐車場が全て有料なのでクルマでのアクセスがやや億劫になる事でしょうか。
(但し料金はこれまで上げたレンタルレイアウトの中でもっとも安価です)
帰りがけに少々個人的なアクシデントがあったものの、それで個々の印象が下がるという事はありません。
その意味でも、また運転したくなるレイアウトでした。
光山鉄道管理局
HPです。
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