鉄コレ版701系盛岡色を作る(大汗)
先日紹介したマイクロエースの701系盛岡色。
前にも書きましたが、今回の仕様は200年代の登場時に準拠した仕様で特に帯の色が現行と異なります。
後のIGRや青い森鉄道の第3セクター移管で、ほぼ同形の701系が異なる塗装で同じ駅に集まる事になった時、前述のふたつの第3セクターがどちらも青基調の帯色になったせいかそれらと見分けやすくするために更新時に紫色の帯に設定し直した・・・という所でしょうか。
ですが今、盛岡に集う盛岡色は殆どが更新後の仕様ですから今回の製品に違和感を感じる向きも多かったと思います。
(ネットで検索してみたのですが盛岡色の更新前の仕様の写真は極端に少なく、現行の紫色の写真ばかりがヒットしますから実車の世界では意外と更新前の色は知られていないのではないでしょうか?)
折角マイクロの製品を買ったのに今のカラーリングでないという残念感はそれなりに悔しい物があります。
と、言う訳で先日中古モデルを買っていた鉄コレ26弾の青い森鉄道の仕様を現行盛岡色にリペイントする事にしました。
材料は先日東京の某ショップで入手したヱスビーモデルズの盛岡色(勿論現行の)の帯インレタ。
これを貼っただけでは屋上機器一部撤去、床下機器一部変更した現行使用にはならないのですがそれでも雰囲気だけは変わります。
早速青い森使用をIPAプールに漬け込み塗装剥がし。
車体色は田舎の事ゆえGMのステンレスシルバーやガイアカラーが入手できなかったのでMrカラーのステンレスシルバーを使いました。
久しぶりにエアブラシを引っ張り出したのですが購入10年以上を経ているせいか調子が悪く往生しました。
そのせいか完成品より若干色がくすんでしまっています。
この辺りから工程に暗雲が漂い始めました。
ヱスビーモデルズのインレタはご覧の通り帯を切り取って車体に貼り付ける工程です。
但しデカールと違って台紙の腰が強すぎるので特に先頭車の帯の場合「テールランプのでっぱりが邪魔になる」欠点があります。
インレタには一応テールランプ部だけ印刷をのけていますが、台紙に穴が開いている訳ではないのでここはユーザーの工夫が求められます。
このサイズのポンチでもあれば一発で穴をあけて万事解決なのですが手元にないので、最初は釘、次はドリルで台紙を開穴して貼り付けました。
とはいえ先頭車の帯にこれを貼るのは結構な苦労です。
製品では開穴なしの仕様を含めて左右12枚6両分が印刷されており4両までは失敗できる構成となっています(汗)
ですが1編成2両でやってみたら「予備が殆ど残りませんでした」
おまけに出来はまさに火災車両レベル。なので写真で先頭部のアップを見せできません(大汗)
それに比べると側面の帯は意外なほど楽に出来ました。
何のことはない、切り出した台紙全体にセロテープを貼って車体の位置決めもセロテープの粘着に依存して貼り付け、爪楊枝の軸の尻でこすりながら圧着させるだけで済みました。
行先幕や方向幕はマイクロの701系のステッカーを転用。せめてこれ位は役に立ってくれないと
こうして出来上がった701系現行盛岡色仕様。
銀色はくすんでいますし、前面の仕上がりはどうにも残念なレベルです。
が「私の手になる盛岡色であること」それ自体がこのモデルのプレミアム(あくまでわたし的に)ではあります。
完成したこいつをマイクロの更新前色とともに走らせた感動はなかなかたまらない物があります。
光山鉄道管理局
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前にも書きましたが、今回の仕様は200年代の登場時に準拠した仕様で特に帯の色が現行と異なります。
後のIGRや青い森鉄道の第3セクター移管で、ほぼ同形の701系が異なる塗装で同じ駅に集まる事になった時、前述のふたつの第3セクターがどちらも青基調の帯色になったせいかそれらと見分けやすくするために更新時に紫色の帯に設定し直した・・・という所でしょうか。
ですが今、盛岡に集う盛岡色は殆どが更新後の仕様ですから今回の製品に違和感を感じる向きも多かったと思います。
(ネットで検索してみたのですが盛岡色の更新前の仕様の写真は極端に少なく、現行の紫色の写真ばかりがヒットしますから実車の世界では意外と更新前の色は知られていないのではないでしょうか?)
折角マイクロの製品を買ったのに今のカラーリングでないという残念感はそれなりに悔しい物があります。
と、言う訳で先日中古モデルを買っていた鉄コレ26弾の青い森鉄道の仕様を現行盛岡色にリペイントする事にしました。
材料は先日東京の某ショップで入手したヱスビーモデルズの盛岡色(勿論現行の)の帯インレタ。
これを貼っただけでは屋上機器一部撤去、床下機器一部変更した現行使用にはならないのですがそれでも雰囲気だけは変わります。
早速青い森使用をIPAプールに漬け込み塗装剥がし。
車体色は田舎の事ゆえGMのステンレスシルバーやガイアカラーが入手できなかったのでMrカラーのステンレスシルバーを使いました。
久しぶりにエアブラシを引っ張り出したのですが購入10年以上を経ているせいか調子が悪く往生しました。
そのせいか完成品より若干色がくすんでしまっています。
この辺りから工程に暗雲が漂い始めました。
ヱスビーモデルズのインレタはご覧の通り帯を切り取って車体に貼り付ける工程です。
但しデカールと違って台紙の腰が強すぎるので特に先頭車の帯の場合「テールランプのでっぱりが邪魔になる」欠点があります。
インレタには一応テールランプ部だけ印刷をのけていますが、台紙に穴が開いている訳ではないのでここはユーザーの工夫が求められます。
このサイズのポンチでもあれば一発で穴をあけて万事解決なのですが手元にないので、最初は釘、次はドリルで台紙を開穴して貼り付けました。
とはいえ先頭車の帯にこれを貼るのは結構な苦労です。
製品では開穴なしの仕様を含めて左右12枚6両分が印刷されており4両までは失敗できる構成となっています(汗)
ですが1編成2両でやってみたら「予備が殆ど残りませんでした」
おまけに出来はまさに火災車両レベル。なので写真で先頭部のアップを見せできません(大汗)
それに比べると側面の帯は意外なほど楽に出来ました。
何のことはない、切り出した台紙全体にセロテープを貼って車体の位置決めもセロテープの粘着に依存して貼り付け、爪楊枝の軸の尻でこすりながら圧着させるだけで済みました。
行先幕や方向幕はマイクロの701系のステッカーを転用。せめてこれ位は役に立ってくれないと
こうして出来上がった701系現行盛岡色仕様。
銀色はくすんでいますし、前面の仕上がりはどうにも残念なレベルです。
が「私の手になる盛岡色であること」それ自体がこのモデルのプレミアム(あくまでわたし的に)ではあります。
完成したこいつをマイクロの更新前色とともに走らせた感動はなかなかたまらない物があります。
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