ライブスチームの9600に乗りに行く
先日の日曜日を利用してかねて見て見たかったライブスチームを観に行きました。
これは春に当ブログで線路だけ紹介していた奴で、春から秋にかけて韮崎中央公園で日曜日ごとに運行されている127ミリゲージのライブです。
で、いい歳したおっさんのくせして「あわよくば乗せてもらおう」なんて不純な目論見もあったりします。
ところがが到着した公園は何かのイベントで超満員状態。
これではライブどころではないかとか思っていたのですが、幸いライブの行列は短めでした。
ここ30年位春から秋にかけての毎週日曜日に運行され、年間8千人から9千人の客を運んでいるそう(しかもほとんどが地元民、隣町ですらこれの存在を知らない人が多いそうです)なので今更イベントで乗ろうというニーズは薄いのかもしれません。
ここで活躍しているのは9600。予備機も含めた2両体制で運用されている様です。
出自は日本工業大学付属東京工業高校機械科の学習教材として製作された物だそうです。
これが15人まで乗車できる2両の客車を牽引、公園内のコースを一周しています。
公園と言っても築山や木立の間を縫って走る様は庭園鉄道の風情でなかなか良い雰囲気。
受付で「大人も乗れますか?」と尋ねたところ乗車かとの由。早速行列に並びました。
127ミリなので客車と言っても車体は狭く少しバランスを崩すと車両ごとコテンと行きそうなので乗車は慎重です。
一通り乗ったところで汽笛一声出発。
コースの中は単なるエンドレスではなくS字カーブあり、切通し風の築山があり、その間を縫って走るのはなかなか楽しいものです。
蒸機駆動特有の力感の様なものは客車に乗っていても感じられるもので、この辺りにライブスチームの魅力の一端を見る思いがしました。
私でさえそうなのですから同乗した子供たちはもっと楽しそう。遊園地の蓄電池列車とは明らかにノリが異なります。
短い時間でしたが、ライブを堪能した気分が味わえました。
聞くところでは今時分よりも春先から初夏にかけての方が客も少なくゆったりと乗れるそうです。
出来るならあと何回かは乗りたいという気持ちになりました。
(いい歳したおっさんが全く外聞もなくなに言ってんだか汗)
それにしてもライブスチームに乗るなんて行為、鉄道100年のC57以来ですから、かれこれ40年以上空いています(笑)
光山鉄道管理局
HPです。
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