KATOの「地上駅舎」
先日入手したストラクチャーから
とは言っても自慢にもならなければ、華もない建物ですが。
KATOユニトラックの初期製品に存在した「地上駅舎」
TOMIXの地上駅(というか木造駅舎)は鉄道模型の駅舎モデルとしては間然する所のない傑作モデルであることは論を待たないと思います。
ユニトラック登場時KATOが最初に出したのは橋上駅からで、それから暫くしてから対向式ホーム用と思われる地上駅が登場したと思います。
ですがモデルとしての出来は見ての通り。
はっきり言って「屋根の付いたただの箱」と言ってもいいくらいにパッとしません。
同じような仕様のGMの小型駅ですらもう少し駅舎らしい形をしているのに華も個性もないKATOのそれはかなり早い段階で忘れられたモデルになったと思います。
(この後に当のKATOが実に堂々とした駅舎群を次々に出して来たから尚更初代モデルは影が薄いのです)
と、それがつい先日までの私の印象でした。
ですが先日の運転会の折メンバーの一人が出品したモジュール上で「動物園のエントランス付き事務所」としてこれが転用されているの見た時にピンとくるものがありました。
確かに単体としては魅力に欠ける建物ですが素材としては使える建物ではないかと気づいたのです。
幸い現在改修中のモジュールである建物を組み込まなければならなかったのですがその素材としては使えそうな手応えを感じました(その建物、実は当初はGMの小型駅ベースを考えていたのですが、同じ建物がすでに駅舎として同じモジュールに組み込まれていたのでどうしようかと思っていた)
サイズも手頃ですし出物さえあれば価格もかなり安価なこともメリットです。
早速ショップや中古屋を漁り500円の中古を入手できました。
この駅舎を改造・転用できる事でここに来て足踏み状態だったモジュール改修のペースも上がりそうです。
さて、これを何に転用するかに付いては次の機会に。
それにしてもこのステッカーの広告名の懐かしい事と言ったら(爆)
これを観てにやりとする人が居たらその人は40代以上でしょうね。
光山鉄道管理局
HPです。「クルマ履歴」のコーナー一部追加しました
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
鉄道模型 ブログランキングへ
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
とは言っても自慢にもならなければ、華もない建物ですが。
KATOユニトラックの初期製品に存在した「地上駅舎」
TOMIXの地上駅(というか木造駅舎)は鉄道模型の駅舎モデルとしては間然する所のない傑作モデルであることは論を待たないと思います。
ユニトラック登場時KATOが最初に出したのは橋上駅からで、それから暫くしてから対向式ホーム用と思われる地上駅が登場したと思います。
ですがモデルとしての出来は見ての通り。
はっきり言って「屋根の付いたただの箱」と言ってもいいくらいにパッとしません。
同じような仕様のGMの小型駅ですらもう少し駅舎らしい形をしているのに華も個性もないKATOのそれはかなり早い段階で忘れられたモデルになったと思います。
(この後に当のKATOが実に堂々とした駅舎群を次々に出して来たから尚更初代モデルは影が薄いのです)
と、それがつい先日までの私の印象でした。
ですが先日の運転会の折メンバーの一人が出品したモジュール上で「動物園のエントランス付き事務所」としてこれが転用されているの見た時にピンとくるものがありました。
確かに単体としては魅力に欠ける建物ですが素材としては使える建物ではないかと気づいたのです。
幸い現在改修中のモジュールである建物を組み込まなければならなかったのですがその素材としては使えそうな手応えを感じました(その建物、実は当初はGMの小型駅ベースを考えていたのですが、同じ建物がすでに駅舎として同じモジュールに組み込まれていたのでどうしようかと思っていた)
サイズも手頃ですし出物さえあれば価格もかなり安価なこともメリットです。
早速ショップや中古屋を漁り500円の中古を入手できました。
この駅舎を改造・転用できる事でここに来て足踏み状態だったモジュール改修のペースも上がりそうです。
さて、これを何に転用するかに付いては次の機会に。
それにしてもこのステッカーの広告名の懐かしい事と言ったら(爆)
これを観てにやりとする人が居たらその人は40代以上でしょうね。
光山鉄道管理局
HPです。「クルマ履歴」のコーナー一部追加しました
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
鉄道模型 ブログランキングへ
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
この記事へのコメント
思いついた物としては、
・塗り替えてそのまま電鉄の駅に使用(屋根をあずき色系列にするだけでかなり印象が変わる、RMM237号参照)
・改札部分を削って、双方の出入り口にシャッターなどをつけ(ホーム側の階段部は土台ごとカット)「町工場」にする。
・・・ところがうちのレイアウトは小ぶりで駅のスペースがほぼなく、工場もなんか加工が惜しいので先延ばしするうちに放置状態で…
話変わりますが光山市交通局さんの話の中にある「動物園のエントランス付き事務所」というのは入場ゲート横にあるあれで、駅の改札を入場券用の改札に使用されているのでしょうか?
何れ形になったら紹介するつもりでいますが、今回の改造は工場でも事務所でもありません。改札とホーム階段部を撤去して使うつもりです。あと屋根は私もあずき色系列での塗り替えを考えています。
「動物園のエントランス事務所」は正にご指摘の通りの使い方をされていました。これもアイデアとしてよかったと思います。
(何しろモジュール一枚丸ごと動物園と言う豪勢なモジュールなのでエントランス部にもそれなりの規模の奴が必要だったのでしょう)
あの後、偶然このストラクチャーがバスターミナル(「鉄道の少ない所の長距離バスの駅」といったタイプ)に使えることに気が付きました。
きっかけは『鉄道模型趣味』2019年12月号(935)に出てくる小林信夫さんのペーパー工作「小さなバスターミナルの作り方」。
この建物がKATOの地上駅舎に何となく似ているのを読み返した時に気が付き、普通サイズのバスをあてがってみると、KATOの地上駅舎の改札通路はちょうど屋根の下をバスがくぐる高さで、階段に接続する部分を切り落とし、改札所やキオスク(?)を削ればバスが丸々この駅の通路部分にちょうど1台通ると分かりました。
(面倒なら土台部分外して、爪を折って直置きしても入ります。)
駅の事務室は待合室や出札所に利用できますので、あとは好みに合わせて切り取ったりプラ板張り付ければバスターミナルができそうです。
私の故郷でも駅舎みたいなバスターミナルというのは田舎を中心にちょこちょこ見た記憶があります。
今回の地上駅舎の様に建物内をバスが通る形式の物はあまり見ませんでしたが、発想は面白いですね。
最近はジオコレもジオタウンも高騰しているので市販品を改造して別な建物に転用するという技法自体がやや廃れ気味の感がありますが、アイデア勝負で意外性のある取り合わせが可能なこの種の工作法はもっと出てきてもいいと思います。