帰省の往路の出来事

 今回は先日の帰省の折の出来事から。
 12月30日の事です。
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 家を出て駅のホームに立った時、私個人はあまり見かけない185系が居るのを見て「今日は幸先がいいぞ」なんて思っていたのですが甘かった。

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 帰省で新幹線を使う場合、いつもならば乗換の融通の利く大宮を出発地を選ぶ事が多いのですが、今回は品川に用事があった関係で東京駅からはやぶさを使う事にしました。

 スケジュールの余裕を持たせて1時間くらい前に駅に着くようにし、お土産の買いのこしなどを調達したり、適当にお茶でもするつもりでいた訳です。
 そのつもりで駅に着いて山手線ホームから新幹線コンコースを覗いて仰天しました。

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 いつにない人混み。いくら帰省の最盛期とはいえこれは異常です。
 とおもったのもつかの間、その人混みに紛れ込んでしまう私。
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 東北新幹線の車両にブレーキの不寛解があり、そのまま運休、後続の列車がなかなか来られないまま人だけが急激に膨れ上がった模様です。
 新幹線に遅れが出ている事は接続の山手線でも表示は出ていたのですが、そこでは単に「遅延」としか表示されていなかったので程度がよくわからなかったので驚きました。
 上の写真の表示は午後2時45分頃の物ですがこの時点で1時台の列車はまだ来ていません。東北・上越・長野・北陸とJR東のほぼすべての路線が影響を受けているのがわかります。私が乗り継ぎ駅に大宮を選んでいたのはこういう時に人混みに紛れ込む確率が低いからなのですが今回ばかりは大宮を選ばなかったのを後悔します。

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 改札前への人混みにいったん紛れ込んでしまうと全く身動きが取れません。前進はおろか後退も利かず誰かが通るときに通路を開けるのも一苦労。大体周囲の密度が高すぎてその場にしゃがむ事すらできません。周りの人が壁になってそれに支えられて立っているという感じです。
 入場ができないのはまだしも、列車から降りてきた人たちも改札から外に出る事ができず駅員の誘導の元で無理やり人波を泳いてゆくという状態でした。

 帰省シーズンという事もあって誰もが大荷物を持って、家族・子供連れも多数。中には乳母車で来ているのもいますから密度の高さは半端ありません。周囲は鳴き声と怒号とよく聞こえないアナウンスのるつぼ。
 前の方では駅員さんが「○○時台の列車のお客さんを優先します!○○時のお客さんいらしてください!!」と叫ぶのですがあらゆる時間帯の電車の客が集まっているので客の方も近づきたくても近づけない状況でした。

 こんな状態を2時間くらい続け、
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 遂に改札口が解放、切符を見せずに通過(と言うより後ろの人に押されて流されると言った方が適切か?)ようやくホームに上がりました。
 この日の列車自体の遅延は1時間半前後でしたが帰省のピーク時と言う最悪のタイミングだった事が災いしたと思えます。

 列車の中ではどっとでた疲れに眠り込んでしまい到着直前までぐったり状態でした。故郷に着いて真っ先にする予定だった土産の買い物も勿論中止。
 帰省でこれだけの人波の中待たされたことはなかっただけに、とにかくあれには参りました。 

光山鉄道管理局
 HPです。


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