メルクリンミニクラブの89型蒸気機関車

先日の埼玉行き・・・というかついでに立ち寄った某所の戦利品です。
物はメルクリンミニクラブの89型蒸気機関車。

(科学教材社 77年版工作ガイドブック472Pより引用)
40年以上前の工作ガイドブックでZゲージなるものの存在を初めて知った時、当時の広告でZゲージの小ささを象徴していたのがこのモデルでした。
写真では結構でかそうに見えますが親指と人差し指の間で挟めるくらいのサイズです。
ミニクラブの基本セットからZゲージを始めた時に、いつかは手に入れたいと思っていたモデルだったのですがなかなか出物がなく、一度などはタッチの差で目の前の先客に買われてしまった事もあった恨みのモデルでもあります。
幸いNゲージの中古機関車より安価な出物をようやく見つける事ができ長年の恨みを晴らした思いです。

上述の事情もあってこのモデルはメルクリンの中でもかなり初期のモデルなのですが、それでここまで小さな機関車をものしていたのですから大したものです。ダイカストと思われる材質の車体もディテーリングが程よく出ていますし今の日本型Zゲージよりも脚周りのバランスが良い位です。

ただ、年代物なだけに購入当初は走りがかなり引っ掛かりました。やむを得ずギア部にグリスを注入、走行時に盛大に火花が出た車輪部には集電安定剤を塗布するなどしたところ走りが見違えるようによくなりました。
これはミニクラブの中古品には往々にしてある事なのですが、これなら走行時の耐久性も期待できそうです。
(実際、この型のモデルは耐久走の記録でギネスに載った事があったと思います)

ついでだったのでジャンク品のタンク貨車なども追加したので以前からのモデルと併せてミニクラブだけで貨物列車が組めるぎりぎりの数は揃いました。
光山鉄道管理局
HPです。

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