KATOの200系新幹線と帰省の思い出から

 先日の衝動買い品から。
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 KATOの東北新幹線200系の4両セット。
 東北新幹線の開業に合わせたタイミングでリリースされたビギナー向け4連。
 当時これに飛びついたユーザーは結構多かった様で、現在でもあちこちの中古屋で出物を見かけるモデルでもあります。
 現にこの間の帰省の時でも2軒のショップにありました。
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 今回のは箱がボロボロ、片側先頭車のライト非点灯という瑕疵があったせいで他所よりもかなり割安だった事もあったのですが、これまで見向きもしなかった新幹線に手を出すというのは最近になって「帰省の友としての200系」にそろそろノスタルジーを感じ始めている私自身の心境の変化も大きいと思います(笑)
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 昭和の終わりから平成の初めにかけての時期、帰省というとこの200系に随分とお世話になったものです。世間の半数以上が紅白歌合戦かその裏番組を見ている時間帯に走る最終のやまびこに乗って缶ビールなど傾けつつ駅弁を食らうというのが当時の私の帰省スタイルでした。
 トンネルに突入すると一瞬車体が膨らむ感触をボディに密着させた下腿で感じながら「ああ、新幹線は気密構造なのか」とか妙なところで感心したのも思い出です。
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 それなのになぜ今日まで200系やE2系に思い入れを持てなかったかというとその時期が私の鉄道模型趣味の中断期間ともろに重なっていたことが大きかったと思います。
(ちなみにE1の初代MAXには悪印象しか感じないですがw)
 まあ、今でもE5系に乗っていてもそれほどの感慨を持てないでいますから私にとっての新幹線は「移動手段」としての位置付けしかないのですが。

 それでも「緑の新幹線(当時のプラレールのCFでの呼称からw)」がいなくなってだいぶ経つとそれなりに懐かしさを感じるようになったのも確かです。

 今回のモデルは前述の通り昭和57年頃にリリースされたセットものですから35年以上は軽く経っているモデルなのですが、造形に関する限り不満は感じません。このタイプの新幹線は再密度よりもフォルムの印象が大きくものを言うので手にとって愛でる分には問題はありません。

 動力は流石にくたびれていますが、それでも一応新幹線らしい走りを見せます。

光山鉄道管理局
 HPです。


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