マニュアルミッションのはなし

今回は久しぶりに車ネタから。


昨年の暮れの話ですが、町内会の生活指導パトロールというのがありまして近所の小中学生の父兄が中心になって何台かの車に分乗し子供たちの啓蒙パトロールをやってきました。
用意された車は地域パトロールのハッチバックや軽自動車数台だったのですがその中に
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「スズキのエブリィ」がありました。
 ところが乗車の時にこのクルマに集まっている父兄が尻込みしているのを見て何だろうかと思って覗いたら。

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 ミッションがマニュアルです。
 なるほど今時のパパママでマニュアル免許を取る人はそうはいません。やむなく集合地点にS660で乗り付けた私がこれの運転を担当する事になります。
 とはいえ、キャブオーバーミッドシップな上に「インパネシフトの位置にマニュアルのレバーがある」という違和感ありまくりのレイアウト(そう言えばこの間出たN-VANもインパネシフトのマニュアルミッションでしたが)



 運転こそどうにかできましたが、特にシフトダウンでまごつく事夥しい。どうもS660よりもシフトの位置全体が下(手前)にずれているらしくシフトダウンしたつもりでも繋がっていなかったり、ギア鳴きが出たりと散々でした。
 (やや過走行気味でクラッチもやや滑り気味だったようですが)

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 帰りのS660でシフトがスコスコと決まった時には心底ほっとしました(笑)

 これなどは極端な例かもしれないですがマニュアルミッション車の場合、クルマの性格でギアの入り加減が違う事が多くてATに比べると慣れるまで神経質な走りになる事が多いですね。
 私にしたところでこれまでのマニュアル車がターボ仕様の大馬力車か積載車のアトラスとか亡父の乗っていたレオーネ位しかないのですがどれも性格が異なるせいで乗り換える度にギアを繋ぐたびに冷や冷や物でした。

 今はAT専用免許がメインでマニュアルを選ぶという人は仕事で必要な人か、スポーツカーに乗ろうというような人ばっかりなのでしょうが、教習車のフィーリングがスポーツカーのそれと同じという事もそうはないでしょうし、免許を取った後でも自分の車に慣れるまで結構まごつくのではないかと言う気もします。
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 ですがそんな所もマニュアル車の面白い所と感じさせる辺りが道楽としての車の楽しみの面目なのかもしれません。
光山鉄道管理局
 HPです。


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