どきどきリニア館のはなし

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 先日は模型を中心に紹介したどきどきリニア館探訪記 その2です。
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 中央道河口湖線をまたぐハープ橋はリニアの実験線の象徴ですが、その橋のすぐ脇にあるのがセンターです。
 ですがいきなり「どきどきリニア館」などと名乗っていたとは思いませんでした(笑)
 周囲の環境は典型的な山村のそれなのですが、この辺りだけは駐車場が県外ナンバーの車で埋まり、家族連れもなかなか多いという独特のギャップ感がまず印象的です。

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 おっさんが口にするには気恥ずかしさを感じる「どきどきリニア館」とはなんつーネーミングだと思ったのですが、隣にある「わくわくやまなし館」と対にするための物だったのに頭上の看板を見て気づきました(笑)


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 エントランスの壁面にあるイラスト。
 C62→151系→0系→500系→リニアと速度の変遷を一目でイメージさせるのが楽しい。
 ですがこれを見て驚いた事は151系が0系になった時には90キロ分のスピードアップだったのに(それでも当時は十分に速かった)0系から500系へのスピードアップは何と150キロ分になっていた事です!
 万博当時の感覚で言うなら「新幹線がリニア並みに速くなった」様なものです。予定ですが500系がリニアになる事で得られるスピードアップは140キロ分ですから実際にリニアが開通しても「まあ、こんなもんかな」位に思われそうで怖いですね(笑)

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 入館料を払い、中に入るといきなり実物大のリニア車両がお出迎え。リニアが開通するとこんな感じの列車が突っ走る事になる訳ですが雰囲気は電車と言うより飛行機のそれです。
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 一応車内にはいる事も出来たので覗いてみましたが車内は片側通路に2列の座席配置で椅子自体もそこいらの特急列車(それも一昔前の)と変わりありません。窓が小さいのは飛行機的ですが実際に開通したら路線の大半がトンネルの中か防音フードの中になりそうなので車窓風景を楽しむというのは想定外なのでしょう。
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 二階の踊り場から見下ろすと迫力のフォルムが一層はっきりします。
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 休日の探訪だったので、実際に見られるのは「リニアの線路のみ」
 もしここを時速500キロで実験車が通過したらおそらく一瞬の出来事でしょう。殆どびっくり箱並みの速さではないかとか想像してしまいます。
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 その線路わきに停まっているのは恐らく保線関係の車両でしょうか、リニアの営業車以上にSFチックな外見。線路にはどうやって乗り入れるのかよくわかりませんが、案外こういう所に「未来感覚」を感じてしまいます。


 今回はたまたま館内で「ジオラマ製作教室」と言うのをやっていました。
 Bトレが載るヴィネットを500円で製作体験できるものでしたが時間の都合で今回は見送り。
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 その隣にあったのがNゲージスケールの実験線のモジュール。これは望外の拾い物でした。

光山鉄道管理局
 HPです。


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