「物資部」を作ってみる

 前回紹介した「物資部」をモジュール用のモデルで作ってみます。
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 物資部の建物のベースとして私が白羽の矢を立てたのは前回このブログでも紹介した「KATOの地上駅舎」です。
 駅舎としては中途半端ですが、この種の店舗に使う場合なら市販の商店より大きいですしそこそこボリュームもありますからこの場合はうってつけです。
 実は当初GMの小型駅を使う事も考えたのですが、同じ建物が同じモジュールで駅舎として使われているので使いにくい事情もありました。

(余談ですが一時期GMの一般建物のキットにスーパーマーケットが予告されていた事があります。おそらくそのベースは小型駅だったのではないかと勝手に推察しています。同じGMのバス営業所が空港の格納庫や映画館として試作されていた事もあるので既存キットのバリエーションとしてはあり得るかと)
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 但しそのままではプラ丸出しの質感とあまりに玩具っぽいカラーリング(特に屋根の緑色)はあんまりなので最低限リペイントとウェザリングは必須です。
 手持ちのカラーから壁面は田宮の灰白色、屋根はGMのぶどう色2号を選択。これでも塗っただけでは彩度が高すぎるので、塗装後にウェザリングバフをかけ、壁面は主に窓周りを中心にエナメルで墨入れをしました。
 かなりばっちぃ印象になりましたが当時の物資部は元のカラーリングが地味なのに加えて本職のスーパーほどには見た目に気を使わなかったので多少古ぼけている方がそれらしいという判断です。
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 また、駅舎単体だけでは店内が狭すぎるので事務所を別棟にする形でこれまたこの間購入したジオコレのプレハブ事務所2棟をL字型に配置して裏手にくっつけています。
 ファザード部分はプリンタで厚紙に印刷したもの。
 実は物資部ではこんなに大きな看板はあまり見なかったと思うのですがモジュールに配置した時「なんの建物だかわからなくなる」危惧があったので敢えて目立つ看板を装着しました。
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 ですが一番の難題は店頭の雑然とした雰囲気をどうするかです。
 場合によっては「取り壊し直前の空き店舗」という事にしてごまかそうかとも思います。

光山鉄道管理局
 HPです。


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