ナローゲージ80の蒸気機関車

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今年の上半期はやたらに新車の増備が多いです。

 TOMIXの四季島、KATOのE353、鉄コレ28弾と大物が集中した上に自分のくじ運の悪さからトレーラーコレクションとNewDaysの鉄コレを実質箱買い同然で買ってしまったのが大きな要因ですが、今回のは新車攻勢のトドメのアイテムとなりました。
本当に財布がすっからかんです(涙)
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 今回の入線は鉄コレナローゲージ80の蒸気機関車トータルセット。
 かねて待望されたナローの蒸機のリリースです。

 製品は黒と緑色の2タイプが出ており大概のユーザーは黒を選択している様ですが、私は敢えて緑を選択しました。アーノルドの「緑のT2蒸気」の印象に釣られたせいもあります(笑)

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 さて今回のセットの特徴のひとつは鉄コレとしては恐らく初めての「動力と走行パーツが同梱」という点。
しかも動力は鉄コレオリジナルではなくTOMIXのパーシー用(と言いますか「週刊SL鉄道模型」の購読者プレゼントの「B10用」でもあります)の動力なのも異色です。
(なので動力のパッケージは「TOMIX」のそれです)

 これに別パーツのボディかぶせる事で即走行可能となります。ペアを組む貨車の方も走行化パーツが付属しており抜かりはありません

 走りっぷりはB10そのまんまの実用上問題ない走り。B10ではやや物足りなく感じるスローもスケールが倍近いナローサイズならぎりぎりリアルに走れます。
私の持っている宮沢模型の16番Bタンクだとキャブの中一杯にモーターが占領していましたが、今回のモデルはNの動力を転用しているメリットでキャブの向こう側もしっかりと透けて見えます。
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 ボディと足回りのバランスにやや不満がありますが、何よりナローの蒸気機関車が、手軽に入手できる様になったのですから凄い話です。

 個人的の思うのですがこの動力ユニットだけでもばら売りしてくれれば、思い思いにオリジナルの車体を架装してオリジナルの蒸機を作れる様になるので有難いですが(もちろんナローで)
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ところで、今さっき気がついたのですが「この機関車、どこに石炭(もしくは薪)を積んでいるのでしょうか?」
(実車では炭庫のないタンク機が結構ありますが、素人丸出しの疑問で済みません汗)

光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

レサレサ
2019年04月20日 21:44
>「この機関車、どこに石炭(もしくは薪)を積んでいるのでしょうか?」

うちの近所にこのような後部がまっ平のナロー機関車があり、確認した所サイドタンク上部の丸い蓋(給水用)の後部に四角い蓋があって、ここから石炭を入れて運転室側の蓋を開けて石炭を出す構造みたいですね。

・・・え、猫屋線の機関車にそんな蓋はない?だったら作りましょうw
(本当に取っ手が付いただけのただの蓋です、大きさは私が見た7t機では一辺20~30㎝程度の正方形みたいでした。)
鉄道模型大好きおじさん
2019年04月22日 02:03
伊予鉄の坊っちゃん列車みたいに、実は気動車なのかも知れませんね。
冗談はさておき、良く出来てますね。
私はナローの模型はやってないのですが、欲しくなりそうです。
是非とも、これのNゲージ版も出して欲しいです。
最近の富本家の蒸気機関車は高価過ぎて手が出ませんので。
光山市交通局
2019年04月22日 23:40
>レサレサさん

 返信遅くなってすみません。

 水しか入っていないと思っていたサイドタンクを炭庫にもに使っていたというのは初めて知りました。なるほど航続距離が短めのナロー蒸機ならではの搭載位置ですね。

 ですが個人的には後部にも炭庫を付けたい衝動に駆られます(笑)
光山市交通局
2019年04月22日 23:49
>鉄道模型大好きおじさんさん
 
 坊ちゃん列車はまさにアイデア賞物ですね。あれならクルマが右往左往する街中の併用軌道でも平気の平左ですし(笑)

 Nゲージ盤小型蒸気としては猫屋線スタイルに拘りがあるのでなければ、津川洋行のクラウスなんかは結構走りも良くいいかなと思います。
 弱点は「Nゲージ最小どころかどうかするとZゲージよりも小さいその図体」及び「それゆえに期待できない牽引力」でしょうか。かなり好みの分かれるモデルではありますが。