モジュール改修2019 車の配置と時代設定の変更のはなし
今回はモジュール改修ネタから
今回風景を差し替えたモジュールの右半分の人形や小物の配置は大体すみましたが、車の配置で少し困った事がありました。
カーコレの登場この方、Nゲージスケールの日本車のミニカーはかなり充実して来ました。
しかしここ数年のカーコレ新製品は現代の風景に対応した車種が多い反面、単価が高くなり過ぎた事と一度売り切れるとどこを探しても物がない事が多くなり、最近の風景を作る時に困る事が増えています。
中古ショップでたまにカーコレの出物が出る事もあるにはあるのですが、大半が初期製品の1960年代車か1980年代車ばかりと言うのが現状です。
今回改修したモジュールの風景の追加部は「国鉄アパート」「国鉄物資部」「鉄道病院」と言った1960年代から1970年代頃のモチーフなので手持ちのカーコレの60年代車で何とかなります。ですから救急車もトヨペットマスターラインで済みますし、サンバーやトヨエースなんかは物資部にはそこそこ似合う車種になります。
ところが陸橋を境にしてモジュールの左半分は「天下●品」がある事でもお分かりの通り現在かそれに近い設定になっておりモジュールの右と左で時代の断層が出来てしまうというある意味珍妙な舞台設定になっています(笑)
昨年出展したモジュールでは右側に現在現存するホテルを配置していた為、その名残でもあります。
こればっかりは行き当たりばったりで改修を進めてきた祟りなので時代設定については右と左で違うまま押し通す事にしました(汗)
但しそうなると左側の駅前に置いたタクシーが問題です。昨年の時にはとにかく手持ちのミニカーで入手しやすいという観点から60年代のセドリックやクラウンを置いていたのですが今回の改修で確信犯的に時代設定を狭めてしまうとこの部分の違和感が物凄い事になってしまいます。
(旧車マニアがそこそこ存在するオーナーカーと違いタクシーは耐用年数が短い為、10年落ち以上の旧車が使われる事は殆ど無い)
と言う訳で乏しい手持ちから時代設定に合うプリウスやコンフォートのタクシーを並べてどうにかつじつまを合わせる羽目になりました。
尤も、車に詳しくない鉄道ファンや一般ギャラリーからすればどうでもいい事なのですが。
そうなると他のクルマも左側については意識的に現代のクルマを配置し直すことになります。もちろん人形やバイクについても同様で「携帯電話を弄る人」とか「大排気量スクーター」なんかは左側の部分にのみ配置される事になります。
そんな訳で似たような風景の連続でありながら、実は二つの時代が同居したモジュール(右側から眺めれば60年代、左から眺めれば21世紀)が出現する事になりました。
光山鉄道管理局
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今回風景を差し替えたモジュールの右半分の人形や小物の配置は大体すみましたが、車の配置で少し困った事がありました。
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しかしここ数年のカーコレ新製品は現代の風景に対応した車種が多い反面、単価が高くなり過ぎた事と一度売り切れるとどこを探しても物がない事が多くなり、最近の風景を作る時に困る事が増えています。
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今回改修したモジュールの風景の追加部は「国鉄アパート」「国鉄物資部」「鉄道病院」と言った1960年代から1970年代頃のモチーフなので手持ちのカーコレの60年代車で何とかなります。ですから救急車もトヨペットマスターラインで済みますし、サンバーやトヨエースなんかは物資部にはそこそこ似合う車種になります。
ところが陸橋を境にしてモジュールの左半分は「天下●品」がある事でもお分かりの通り現在かそれに近い設定になっておりモジュールの右と左で時代の断層が出来てしまうというある意味珍妙な舞台設定になっています(笑)
昨年出展したモジュールでは右側に現在現存するホテルを配置していた為、その名残でもあります。
こればっかりは行き当たりばったりで改修を進めてきた祟りなので時代設定については右と左で違うまま押し通す事にしました(汗)
但しそうなると左側の駅前に置いたタクシーが問題です。昨年の時にはとにかく手持ちのミニカーで入手しやすいという観点から60年代のセドリックやクラウンを置いていたのですが今回の改修で確信犯的に時代設定を狭めてしまうとこの部分の違和感が物凄い事になってしまいます。
(旧車マニアがそこそこ存在するオーナーカーと違いタクシーは耐用年数が短い為、10年落ち以上の旧車が使われる事は殆ど無い)
と言う訳で乏しい手持ちから時代設定に合うプリウスやコンフォートのタクシーを並べてどうにかつじつまを合わせる羽目になりました。
尤も、車に詳しくない鉄道ファンや一般ギャラリーからすればどうでもいい事なのですが。
そうなると他のクルマも左側については意識的に現代のクルマを配置し直すことになります。もちろん人形やバイクについても同様で「携帯電話を弄る人」とか「大排気量スクーター」なんかは左側の部分にのみ配置される事になります。
そんな訳で似たような風景の連続でありながら、実は二つの時代が同居したモジュール(右側から眺めれば60年代、左から眺めれば21世紀)が出現する事になりました。
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この記事へのコメント
自分の場合、作ろうとしているレイアウトは昔の地方の風景なので車の模型はそう必要としませんが現代の街中を再現となると車が結構必要となりますね、今は実車が存在しない車のN用ミニチュアが安く出ていますがそれを使用した場合、車に興味無い人なら街の風景として充分耐えうるのでしょうが、拘ると「なんだこりゃ?」と違和感感じてしまうのでしょうかね?拘りとコストを天秤にかける判断が難しいところです。
レイアウトなんかは特にそうですが、作り手に鉄道以外の拘りのポイントがあるとどうしてもそこに引きずられる側面はありますね。今回の場合はクルマでしたが。
こだわりさえ捨てれば、DDFが以前出していた「バケツ一杯分のミニカーセット」の様に「これはクルマです」と言う記号以上の物がないモデルの方が案外使い佳かったりしますね。
でもDDFミニカーも今はとんと見なくなりましたが。