「全国森林鉄道」
今回はこの間見つけた古本から。
この間JTBの鉱山鉄道の本を紹介しましたが、鉱山鉄道とくると何となく森林鉄道の本も欲しくなります。
そんな事を考えていた折に近所の古本屋でこれを見つけるというのも何かの縁かもしれません。
JTBキャンブックスの「全国森林鉄道」
4扉の20M通勤車が行きかう私鉄電車は都会に行くほど増えるものですが、逆にかつては田舎に行くほどお目に掛かった存在と言えるのが森林鉄道といえます。
(その割には私の故郷には殆どなく、現住地に2,3本存在した程度だったようですが)
森林鉄道と言う爽やかさを感じさせるネーミングに違わず、本書で取り上げられる鉄道にはどれもこれも土と森の匂いが感じられます。
又それと同時にごく素朴に「最小限の設備で成立している施設産業としての鉄道の魅力」が最もよく感じられるのも森林鉄道の魅力とも言えます。各鉄道の車両のラインナップはいずれも最小限の車両を有効に活用するというポリシー故、妙に物持ちが良かったり機能・性能を絞り込んだような動力車が多かったりするのですが、それだけに虚飾を廃した質実な鉄道車両の原点を見る思いもします。
本書は日本各地にかつて存在した森林鉄道の車両たちをを可能な限り俯瞰して見せた構成となっていますが、機関車ひとつとってもBタイプのDLやまさに軽便鉄道と言った趣の蒸機などが多数掲載されていて、寝る前のトランキライザー代わりに読むには好適な一冊と言えます。この点使用条件によって車両のデザインの差異が大きい鉱山鉄道にない安心感も感じたりしますが。
先日来、ナローの猫屋線蒸機の入線、あるいは森林鉄道にでも使えそうな機関車がいくつか入線しているのですが本書を読むには良いタイミングだったとも言えますね。
光山鉄道管理局
HPです。
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(その割には私の故郷には殆どなく、現住地に2,3本存在した程度だったようですが)
森林鉄道と言う爽やかさを感じさせるネーミングに違わず、本書で取り上げられる鉄道にはどれもこれも土と森の匂いが感じられます。
又それと同時にごく素朴に「最小限の設備で成立している施設産業としての鉄道の魅力」が最もよく感じられるのも森林鉄道の魅力とも言えます。各鉄道の車両のラインナップはいずれも最小限の車両を有効に活用するというポリシー故、妙に物持ちが良かったり機能・性能を絞り込んだような動力車が多かったりするのですが、それだけに虚飾を廃した質実な鉄道車両の原点を見る思いもします。
本書は日本各地にかつて存在した森林鉄道の車両たちをを可能な限り俯瞰して見せた構成となっていますが、機関車ひとつとってもBタイプのDLやまさに軽便鉄道と言った趣の蒸機などが多数掲載されていて、寝る前のトランキライザー代わりに読むには好適な一冊と言えます。この点使用条件によって車両のデザインの差異が大きい鉱山鉄道にない安心感も感じたりしますが。
先日来、ナローの猫屋線蒸機の入線、あるいは森林鉄道にでも使えそうな機関車がいくつか入線しているのですが本書を読むには良いタイミングだったとも言えますね。
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