甲府モデルの「頭端駅」キットを作る

 夏の工作の第二弾(進行中)です。

 今回はペーパーキットのストラクチャー、甲府モデルの「頭端駅」です。
 このメーカーはこれまで貨車や客車を中心にNゲージのペーパーキットを色々と出しており、最近では16番やストラクチャー、更には鉄道ジャンル以外のものまで進出と意気上がっている所でして、私自身昨年の今頃にシキ180なんていう大物で夏休み工作気分を堪能させて頂いています。
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 今回のアイテムは頭端式ホームと組み合わせるための駅舎をキット化した物。
 実は昨年に試作品にお目にかかって以来、リリースを心待ちにしていたアイテムでした。
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 というのも、昨夏に製作した山梨交通仕様の路面電車を製作した折、これが停まれるターミナル駅舎が欲しかったからです。
 今回のキットはデザインにアレンジが加わっていますが、昭和37年頃まで存在していた山梨交通電車線の甲府駅の駅舎がモチーフになっており、この電車との相性もぴったりなのです。
 (もちろん単純に地方私鉄タイプの頭端駅として使っても申し分のないサイズと思います)

 先日リリースの報を受け、早速購入した次第。
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 基本的にペーパーによるパーツの貼り合わせだけで形が作れ、簡単な内部の仕切りも作れる構造です。内部には簡単な改札口も表現され雰囲気的には十分と思います。
 ただ塗装する場合に、組み立てる前に塗るか、組み立ててから塗るかが悩みどころです。
 組み立て後に塗装すると窓枠が外壁と同じ色になってしまうとか、内装の色の塗り分けをどうするかとか少しまごつきます。
 (今回の作例では外壁を作った後に塗装、窓枠部は白いままにして窓が目立つようにして見ました)

 作りが荒く見える所があるならそれは専ら私に技量不足から来る物ですので、見苦しいところはご勘弁を。
 この猛暑のおかげで塗装が乾くのが早く、塗装を除く組み立ての実時間は1時間もかかりません。
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 仮組段階ですが、形を作ってみるとコンクリート製2階建てのビルとしては結構堂々としたもので、レイアウト映えする建物と思います。
 あとはこれを駅らしく見せるための看板類とか意匠とかの工夫を各自が考える(これが一番楽しいプロセスではないかと思いますw)だけでユーザー毎の工夫の自由度も高い、素体としてよく出来たキットと言う印象です。

 ですが、この作例ではまだ背面部を作っていません。というのもこれに組み合わせるホームの形状によって背面のデザインが変わってしまうからで(そのため背面パーツが複数選択できるようになっています。実はこの点もこのキットの肝と思える部分ですが)
 前述した看板・意匠部分も含めて夏休み中にその辺も含めた総合的な駅の製作を済ませたいところです。

光山鉄道管理局
 HPです。


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