久し振りのJAMにて「甲府モデルの頭端ホーム」

 今回のJAMでは最近すっかりお世話になりっぱなしの甲府モデルさんも出展していました。
 そこではJAM初お目見えになる新アイテムが紹介されていましたが、今回はその話をば。
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 先日紹介させて頂いた「頭端駅」は駅舎のみですが、本来は頭端ホームと組み合わせて初めて威力を発揮するアイテムです。
 プロトタイプとなっている山梨交通電車線の甲府駅も同様の頭端ホームを備えていました。

 今回発表されたのは残りの部分となる頭端駅のホーム部分とそこに被せられる屋根部分です。
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 例によってペーパー製ですが、きちんと組み立てれば強度的にはレイアウトやモジュールに使うには十分なものです。
 作例では頭端部にペーパー製の車止め標識が装着可能な状態ですが、ここをカットしてTOMIXの車止め線路をマウント可能ともなっているそうです。またご店主の話では一応ファイントラック・ユニトラック双方の複線間隔に対応可能との由。
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 わたし的にこのモデルのハイライトと思っているのがこの屋根部分!
 外側から見ればどうという事のない倉庫風の建物にも見えますが内側には骨組みのモールドを貼り合わせる事でかなり良い雰囲気が出ています。

 まあ、そんな御託は置いておいて
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 組みあがった頭端ホームに屋根をかぶせ、線路と適当な車両を配置するとご覧の通りの萌える光景が現出したのには心底驚き、かつ感動しました。
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 まさにこれこそ「テーブルトップの別乾坤」とも言うべき風景!これに駅名表や広告看板を貼り、適度な密度でフィギュアでも配置されれば十二分にテツドウモケイの魅力が凝縮された一幅の画が出来あがるでしょう。
 もちろん室内照明を付けても最大に威力を発揮する筈です。
 正直、作っている最中ですらこれほどの雰囲気が出せるとは思いませんでした。

 レイアウトを持っていなくても、お気に入りの車両でも配置してから目の高さの棚の上にでもこれを置いて、頭端側から人間目線でのぞき込めば、それだけで至福のひと時が楽しめそうです(笑)
 いや、多少気に入らない車両を配置しても案外惚れ直すかもしれません。

 塗装を除いた工作時間で大体1時間もあればこれだけのものができます。
 今回のホーム一式、わたし的にですが今年お目にかかったストラクチャー系の新製品の中では文句なしにNo1と思いますし、だれにでもお勧めできるキットと思います。

 あと、これの16番バージョン出ないかな(笑)
 
光山鉄道管理局
 HPです。


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