薄型ビルの使い道(笑)

 前回紹介したジオコレの薄型ビルのはなしの続きです。

 単純にレイアウトの背景に使う場合他の建物とのバランスの面で若干難があると書いたこのアイテム。
 ですがビル型建造物としては久しぶりの大物でもあり、都市風のレイアウトを志向している私からすれば何か良い使い方があるのではないかと自分のレイアウトに組み込んでみました。

 そこで発見した事
 背景ではなく近景にこの建物を使ったらどうか?というものでした。

 かねて用地難が続いているうちのレイアウトや本線手前に奥行き10センチのスペースのあるモジュールだったらこの種の薄型の書割が使えそうな感じがしたからです。
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 レイアウトを作る側からすれば、長編成の列車の全体を眺め渡したくなるのは自然の心理ですし、事実大概の作例では手前側の線路が隅々まで見渡せる構造のレイアウトが殆どです。
 その観点からすれば手前に大型建造物を置いて見せ場を制限してしまうのは一種禁じ手に見えます。

 ですが殊都市型のレイアウトの場合実際に見掛ける列車の通過風景は限られたアングルから列車が通過してゆくのを眺めるというのが殆どですし単純にリアリティの面から言えば「建物の影に見え隠れしながら通過する」のが自然です。
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 と言う訳で試してみたら、これが意外といい雰囲気なのです。
 奥(つまり本来のレイアウトのスペース)に並べられた建物類が鉄道模型用としてやや小ぶりな作りなのが功を奏して手前側の薄型ビルと線路を挟んだ奥のビル街の間に意外な遠近効果が得られるのです。
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 この効果は写真では十分に出せないかもしれませんがライブで眺めるとレイアウトの中に入り込んだような錯覚を感じました。
 調子に乗って近景用にスケール違いのミニカーを置いてみたらこれも悪くありません。
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 建物が仮置きなだけに気に入らなければすぐ撤収できますし、リアルに見える配列をチェックしてゆくのが結構楽しめます。
 何れにしろこれは予想以上の効果でした。
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 あと、このアイテムは「高架線路の向こう側」に配列すれば簡単に都会のターミナル駅近くの沿線風景を再現できるメリットも感じました。
 こちらは並び方がややラフですが、他のビル関係が高架線との組み合わせの点でややスケール感に欠けるサイズ(一方で神田周辺みたいな雑然とした雰囲気は作りやすいと思いますが)なのに対し結構見栄えのする風景が作れると思いました。

 総じて今回の薄型ビルは普通のローカル風レイアウトや住宅街に使うにはやや難のあるアイテムですが使いようによってはかなり面白い効果が得られるアイテムと感じました。ことによるとお座敷運転でも威力を発揮するかもしれません。
光山鉄道管理局
 HPです。


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