頭端駅をコンバートしてみる

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 この夏の工作の頭端駅に関連したネタから

 実はレイアウト用に頭端駅を作ったのは今回のキットが初めてではありません。
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 10年ほど前メインのレイアウトの「電気街」を作った折路面電車線のターミナルとして頭端駅の配列で駅を作ったことがあります。
 その時は駅舎としてTOMIXの総合ビルを転用し、一時期は電気街のランドマークとして活用されてきました。
 (今は背後に27階建の超高層ビルが聳え、さっぱり目立たなくなっていますが)

 今回製作した頭端駅の駅舎はTOMIXの総合駅の半分程度の敷地面積ですが外見は「電気街の駅の初代本屋」として十分通用するものと思います。
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 という訳で試しに駅舎を差し替えて「初代の駅」の雰囲気を試してみました。
 背後のドームはファーラーのものですがこの駅舎にはやや大仰ですねw

 ただ、これをやって見ると架空の設定の街とはいえ「同じ場所の過去の時代にタイムスリップした様な」錯覚も同時に覚えます。
 うちのレイアウトの場合、線路と一部高台、道路は原則固定されているのですが、それ以外は建物の差し替えが自在なのでやろうと思えば同じ場所の50年前の風景に切り替えるのは容易です。

 現実の街並みは、過去の建造物が次々に取り壊されて新しい何かに変わって行く物です(うちの故郷の場合は変わり方の大半がホテルかマンションなのですが)
 うちの電気街のレイアウトもある意味それに倣う様に、古い建造物を順次新製品の建物と差し替える形で徐々に街並みを変えるという事をここ10年位続けてきました。レイアウトでありながら僅かづつ変化を加える事で現実の街並みの様な時間の経過を作ってきたわけです。

 ですが、現代の風景を逆に過去に遡行させてゆく改修はレイアウトならではの愉しみでしょうし、こういうのもアリかなと思わせる効果も今回確認できた気がします。

 次のレイアウトの改修の腹案として考えてみてもいいかなと。

光山鉄道管理局
 HPです。


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