電車まつりと運転会のはなし

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 今回は先日行われたクラブの運転会のはなしです。
 その前日に富士急電車まつり2019を見てきたのですが、今回はその事がわたし的に結構いい刺激になったと思います。

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 電車まつりで印象に残ったのは地方私鉄ゆえの車両自体の異様なほどのバラエティの広さ。元JR、元小田急、元京王の車両が行き交うのは勿論ですが、自社のオリジナル車両をはじめ急国鉄の車両も展示され、イベントがなくてもお祭り騒ぎ状態だった事です。しかもラッピング車の比率がこれまた異様に高いのでカラフルぶりも凄い。
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 しかも、本来ならばこれに加えてJRとの相互乗り入れでE353系、E233系まで見る事ができた訳ですからこれが面白くないはずがない(笑)
一言で言うなら「おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさ」に横溢していた事です。自前の遊園地を持つ観光鉄道の性格も持つ私鉄だけにどう見せるか、楽しませるかのツボを無意識的に持っているように感じました。

 ですが、本来こういうのは模型の鉄道の得意技のひとつなはずです。

 まして、うちのクラブの運転会はその大半が一般のギャラリーに見せるイベント付帯型のものです。自分たちが好きな車両や編成を持ち込んで走らせるのは勿論ですが、その一方で見る側も楽しめるような演出、運行に意を用いることも必要と言えます。

 そんな事もあったので、翌日に行われた韮崎の運転会に際し今回は自分の趣味性と同時に「おもちゃ箱」状態を演出できそうな車両を意識してみました。

 まあ、他のメンバーはそんな事は元から意識していたと思いますから単に私1人の心構えなのですが。
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 まずモジュールの留置スポットにはラッピング車のオンパレード。
 私もポケモンキハ100を入れましたが、今回参加できなかったメンバーには自作のネコバスを持ち込むのやガルパンモジュールと車両を入線させるのもいるのでこれでも本来のノリにはまだ遠いのですが。
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 これらの車両の中にはギャラリーのリクエストでそのまま本線に乗り出してゆく列車もありました。まるで注文を受けてからネタを握る鮨屋みたいなノリですがこれもイベント内の運転会らしいといえます。
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 本線上を運転される編成も普通の列車よりもスペシャリティ性の高い物が多くなりました(鉄道会社のイベントの場合、心理的に違う会社の編成を走らせづらい事が多いのですが、そうでない場合は華やかさを優先するのもアリと思えます)
 幸いと言いますか、イベント全体の中でも今回の展示はなかなか好評だった様で特に子供と女性のギャラリーが他の運転会に比べて多かった様です。
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 そういう意味では私にとっては電車まつりと今回の運転会は連続したひとつのイベントの様に感じられたのも確かです。

光山鉄道管理局
 HPです。


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