「IORI工房の公営住宅キット」

 先日の鉄道カフェ探訪の目的の1つがこれでした。

 IORI工房の公営住宅のペーパーキットです。
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 かねてカフェの御店主からこれについての情報は入っていたのですが先日入荷したとの事で早速購入に伺った次第です。

 IORI工房さんは先日紹介したすずめ模型さんとともに甲府モデルとのコラボなどもやっていますが、その本領はNゲージスケールで明治時代前後の古典客車や貨車などのキットにあると思います。
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 その中には近日中の製作を目論んですでに購入済みのキットもあったりするのですが、こちらもご多分に漏れずストラクチャージャンルへの進出も著しく、先日も昔の住宅の窓枠や既存キットと組み合わせるための屋根の架なんて物まで製品化しています。

 今回の公営住宅は纏まった形としてはこのメーカー初の単体の一般建造物に当たります。

 このサイズの住宅は公営に限らず、一般的な貸家としてはポピュラーな形状で現に私の現住地や故郷なんかの地方では今でもあちこちで見かける物です。

 但し、この種の住宅はその性質上一軒だけポツンと建っているというのは稀でして最低でも2、3軒、どうかすると10軒くらい纏まって立っている事が多い物です。
(実際私自身、こういう貸家に10年くらい住んでいた事があります)

 ですからペーパーキットであっても、素人モデラーでもある程度量産に耐える構造が求められると思います(少なくとも一軒作って疲労困憊というのでは続けられませんから汗)
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 工程はカッターナイフでパーツを切り出し、貼り合わせるという単純な物ですが、なにぶん無塗装なのであらかじめ壁パーツ、屋根パーツなど部位毎に切り出して塗装してから組み立てました。
 が、この工作で一番時間が掛かったのはその塗装と乾燥に要する時間くらいです。

 いざ組み立て始めると説明書が比較的懇切丁寧なこともあって大体1時間くらいで完成できました。

 但しパーツが細かい上にかなり繊細なので、最低でも良いピンセットは必須。また接着には説明書ではサーフェサーを推奨していますが、私の場合はタミヤのクラフトボンドを使いました。注入口の先端部が細いのでこの手の細かい工作には向いています。
 何しろサッシ部の引き違い部分まで再現しているキットなので。
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完成した住宅は予想に違わずなかなか繊細かつリアルな物です。カラーリングは近所で見かける家に近い色という事でライトサンド、サッシも木製を想定してとりあえずタンを使っています。

 これに追加すべき自作パーツといえば汲み取り便所の排気筒くらいなものでしょう。
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 ただし室内は全くのがらんどうなので、こだわる向きには仕切りかカーテンは必須です。

 前述のように真面目に使うなら量産が想定されるキットですが、その点では合格点と思います。少なくともみにちゅあーとが作れる人なら(塗装以外は)大丈夫でしょう。
 遠景用に使うなら雨戸収納部のフレームやサッシの引き違い部などを省略しても十分見られると思います。

 なお、個人的な希望をここで書かせてもらうなら、バリエーションとしてモルタル造りで玄関と掃き出し窓が同じ面を向いた住宅が欲しいです(昭和40年代以降のこの種の住宅はほとんどがモルタル造なので)
光山鉄道管理局
 HPです。


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