甲府モデルの駅舎を加工する

 先日から始まった鉄博風モジュールの改修から
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 頭端式展示台とペアを組むのはこれまた甲府モデルの頭端駅舎。
 このアイテムについてはこの夏にも紹介していますが、実は最初にこれを買った時今回の様な改修を想定し同じものを2セット購入していました。

 但し今回の場合は設置スペースの都合上素組みのままでは予定地に納まりません。
 ですので前面部の幅を詰める加工を行う必要がありました。

 詰める幅は約3センチ。元々の寸法が10センチですから見た目にかなりスリムになる事は想像できます。
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 素材がペーパーなので、プラに比べると切り取りは楽ですがその代わり正確に切り出さないと仕上がりにはかなり響いてしまいますから慎重を要します。
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 幸い切り離すポイントが壁面装飾の切れ目と一致していたので左右に窓ひとつ分づつカットすれば狙い通りに切り取れそうです。
 もちろん天井部や床のベース部なども同様のカットを施します。
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 あとは通常品と同様に組み立てるだけ。
 カットのポイントを確かめつつ製作したので素組みよりもやや時間がかかりましたが塗装を抜きにして大体2時間ほどの工程でした。
 これは前回製作の頭端式展示台と組み合わせて昔の駅舎の保存建造物兼、プチ車両展示スペースとして活用します。
 
 キットの方もこういう用途を見越していてか展示台の屋根アーチのカーブに合致する様な形状の背面壁のパーツが用意されていたのでその点でもイージーでした。
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 ペーパーキットの改造はプラやブラスに比べると楽にできそうですが、それだけにちょっと気を抜いたら仕上がりが雑になるリスクも大きい気がします。それだけに最初の改造プランはしっかり立てる必要がありそうですね。
 それが今回の改造で学習した事と言えます。

光山鉄道管理局
 HPです。


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