TMSの12月号に思うこと
先日、発売日からやや遅れましたがTMSの12月号を書店から引き取って来ました。
巻末の年間索引のページを見ると今年も押し詰まって来た事を実感します。その意味でこの時期のTMSは私にとっても一種季節の風物詩化していますね(笑)
さて、今号ではこれまで20年以上に渡ってTMSを牽引して来た石橋春生前編集長の訃報が掲載されていました。
が、わたし的には本名よりもPNの「赤井哲郎」の方がしっくりします。
「陸蒸気からひかりまで」のキャプションはまさに名文という一言がぴったりくる物でしたし意識、無意識を問わず氏の文章はTMSを通じて昭和からの鉄道模型ファンの脳裏に刻み込まれて来たことと思います。
既に故人となられた山崎喜陽、中尾豊氏と並びTMSを創刊から引っ張って来た主要メンバーだった赤井氏の逝去は鉄道模型全体にとってもひとつの時代の終わりを意識させられます。
この場をお借りして氏の冥福をお祈りいたします。
今号の記事で特に印象的だったのは、これも昨年逝去された水野良太郎氏がかつてTMSで掲載した一コマ漫画をモチーフにしたセクションの制作記事。
これには一種のオマージュを感じましたが、同時に久しぶりに読んでいて楽しくなる記事に当たった思いがしました。コンペの入賞作品の細密さやこだわりに感銘するのは勿論ですが、この記事に代表される、一種なんでもありの感覚は最近はあまり見なかったものと思います。
光山鉄道管理局
HPです。
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「陸蒸気からひかりまで」のキャプションはまさに名文という一言がぴったりくる物でしたし意識、無意識を問わず氏の文章はTMSを通じて昭和からの鉄道模型ファンの脳裏に刻み込まれて来たことと思います。
既に故人となられた山崎喜陽、中尾豊氏と並びTMSを創刊から引っ張って来た主要メンバーだった赤井氏の逝去は鉄道模型全体にとってもひとつの時代の終わりを意識させられます。
この場をお借りして氏の冥福をお祈りいたします。
今号の記事で特に印象的だったのは、これも昨年逝去された水野良太郎氏がかつてTMSで掲載した一コマ漫画をモチーフにしたセクションの制作記事。
これには一種のオマージュを感じましたが、同時に久しぶりに読んでいて楽しくなる記事に当たった思いがしました。コンペの入賞作品の細密さやこだわりに感銘するのは勿論ですが、この記事に代表される、一種なんでもありの感覚は最近はあまり見なかったものと思います。
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