しなのマイクロの動力車のはなし

サブブログでも触れていますが、先日静岡へ出かけた折に入手したアイテムから。
物は小田急9000系の中間車。動力付きです。

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今更何故中間車1両だけ?といぶかる向きもあると思いますが、しなのマイクロ(みどりや)製の小田急9000系は数年前にひと編成4連を入線させたことがあります。
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ところがこれの動力がまるで動かない不動品でして、他の編成から動力をコンバートして凌いだという経緯がありました。
「集電はするのにモーターだけが空転する」というギア廻りの摩耗やモータ取り付け位置の狂いによると思われるトラブルです。

しなのマイクロの動力には往々にしてこの手のトラブルがありまして、過去にはプラ製185系で、後にしなのマイクロのノリを引きずった初期マイクロエースでも3軸動力の機関車で2,3両この手のトラブルを抱えた個体に当たっています。特に後者は原因が単純なだけにリペアが厄介(通常位置よりモータを微妙に沈み込ませる加工が必要)でモータだけ外して次のリペア用に取っておくなんて苦い経験もあったりします。

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これを売っていた中古屋さんは、いわゆる万●系によくある「試走チェックをさせてくれない」タイプの店なのでハズレを引かされる可能性もそれなりにあるのですが物が安かった事もあり半ば博打の積りで購入、帰宅しました。

はらはらしつつレールに載せ、通電すると唸りを上げつつもどうにか走り出したのには心底ほっとしました。
Nゲージとしては初期のフライホイール付き動力でもあり今どきのパワーパックでならそこそこの惰行もしてくれるのですが、今回の個体は幸いにもその中ではスムーズな方です。きちんと動けば味のある走りはしてくれるのでわたし的に今回のは掘り出し物の部類でしょう。

光山鉄道管理局
HPです。


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