鉄コレナローゲージの単端
鉄コレが猫屋線と称してナローゲージモデルに進出してからそろそろ3年目くらいになりますか。
実はその当時からリリースを待ち望んでいたのが「単端」と呼ばれる片運転台式の気動車でした。
単端は元々自動車のエンジンと駆動系を鉄道の車両に移植したような独特なスタイルで軽便鉄道ならではの存在とも言えます。
しかも1両だけで鉄道が開業できる上にやろうと思えば客車や貨車を併結して機関車代わりに使う様な用途にも耐え、デザインのユーモラスさと相俟って私個人は「軽便の華」と呼んでいたりもします(笑)
ですから猫屋線のラインナップに単端が加わる事はかねてから楽しみにしておりました。
今回リリースの単端は塗装はもとより車体の形状まで異なる2種類が同時リリース!連結される客車や貨車まで付いてきますから「これだけで完結したレイアウト」だって可能ですし、その方が軽便らしいともいえます。
運転台の前にボンネットやラジエータグリルを装備した独特のお面は如何にも軽便鉄道と言った趣を充分伝えてくれます。
これまでの猫屋線車両とは異なるちんまりしたフォルムも好印象。
もちろん繋げられる客車や貨車も単端に合わせたちんまりした二軸。実はこれまでの猫屋線の車両は軽便と言うには少々大掛かりに感じられるボギー車ばかりで少々違和感があったのですが、これでようやく軽便らしいラインナップになった気がします。
これなら炬燵の上に103R位のエンドレスを組んで走らせても様になるでしょう。
個人的に強いて外見上の難を上げるなら、ボディに比べて足回りがやや貧弱な印象な事。
先ほどのはなしと矛盾する様ですが足回りがボディ以上にちんまりしているため見た目に不安定な感じがします。
既発売の二軸動力貨車の足回りを転用する関係上こうなったと思いますし、動力化してもそう不安定な走りにはならない気もしますが。
実車の単端ではもう少しホイールベースを広げたり、動力車軸の後ろに従輪を付けて足回りを安定させているケースがあるので、例えば先日発売になったチビ客車の動力を転用するとか、従輪を追加する改造を施すと多少は安定感が出そうな気もします。
まあ、実際試してみない限りは机上の空論ですが。
2セット入手して誰でもすぐにできるのは単端が牽引する貨車と客車の入れ替え。
これだけでも結構雰囲気は変わりますし楽しみも倍加します。
ですがこれを手に取っているとそんな事をしたくなるようなワクワク感があるのも確かです。
先ずはウェザリングからやってみますか。
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単端は元々自動車のエンジンと駆動系を鉄道の車両に移植したような独特なスタイルで軽便鉄道ならではの存在とも言えます。
しかも1両だけで鉄道が開業できる上にやろうと思えば客車や貨車を併結して機関車代わりに使う様な用途にも耐え、デザインのユーモラスさと相俟って私個人は「軽便の華」と呼んでいたりもします(笑)
ですから猫屋線のラインナップに単端が加わる事はかねてから楽しみにしておりました。
今回リリースの単端は塗装はもとより車体の形状まで異なる2種類が同時リリース!連結される客車や貨車まで付いてきますから「これだけで完結したレイアウト」だって可能ですし、その方が軽便らしいともいえます。
運転台の前にボンネットやラジエータグリルを装備した独特のお面は如何にも軽便鉄道と言った趣を充分伝えてくれます。
これまでの猫屋線車両とは異なるちんまりしたフォルムも好印象。
もちろん繋げられる客車や貨車も単端に合わせたちんまりした二軸。実はこれまでの猫屋線の車両は軽便と言うには少々大掛かりに感じられるボギー車ばかりで少々違和感があったのですが、これでようやく軽便らしいラインナップになった気がします。
これなら炬燵の上に103R位のエンドレスを組んで走らせても様になるでしょう。
個人的に強いて外見上の難を上げるなら、ボディに比べて足回りがやや貧弱な印象な事。
先ほどのはなしと矛盾する様ですが足回りがボディ以上にちんまりしているため見た目に不安定な感じがします。
既発売の二軸動力貨車の足回りを転用する関係上こうなったと思いますし、動力化してもそう不安定な走りにはならない気もしますが。
実車の単端ではもう少しホイールベースを広げたり、動力車軸の後ろに従輪を付けて足回りを安定させているケースがあるので、例えば先日発売になったチビ客車の動力を転用するとか、従輪を追加する改造を施すと多少は安定感が出そうな気もします。
まあ、実際試してみない限りは机上の空論ですが。
2セット入手して誰でもすぐにできるのは単端が牽引する貨車と客車の入れ替え。
これだけでも結構雰囲気は変わりますし楽しみも倍加します。
ですがこれを手に取っているとそんな事をしたくなるようなワクワク感があるのも確かです。
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この記事へのコメント
この話を見た後、あれ?トミックスって2軸の動力出してなかったっけ?と確認しましたが、確かにパーシーを除くとTM-TR02(2軸電動車用B)しかなかったですね。
そういえばN動力利用のHOスケール前後のナローでの単端式気動車は小林信夫さんがお気に入りらしく、TMSで何度も製作記事があったので既読かもしれませんが関連記事があった知っている号を参考までに紹介させていただきます。(一部Oナローの記事がありますが参考までに)
1991・2(539):駿遠線タイプの客車列車を作る
(正確にはディーゼル機+客車ですがチビ凸動力の改造方法が詳しく乗っている&ナロー客車製作法が記載されているので特例)
1992・2(553):簡単に単端を作る
1999・4(653):小さな小さな機関庫の作り方
(単端と直接関係ありませんが、単端によく合うストラクチャーの製作記事。また同書にはアメリカの単端式気動車の写真が別の記事にある。)
2009・11(801):小さな作業所 (Oナロー)
(主題は小さな町工場のストラクチャーだが、後半部分に単端用の客車の製作がある。)
2010・5(808):単端の簡単な短縮化 (Oナロー)
(フリーランス度がかなり強く、単端というよりキャブが大きいL型ディーゼル風。)
2010・6(809):客車列車の魅力 (Oナロー)
(タイトルのように客車製作記事だが単端用に使えそう?)
過半数がOナローのような気もしますが・・・
>
今回の単端はフリーを名乗ってはいますが一応もととなったプロトタイプは存在するようですね。
塗り替えで雰囲気を変えるのも仰る様に面白そうです。
90年代のTMSは趣味の中断中だった事もあり購読はしていたのですが半分以上処分してしまっていました。なのでご指摘の記事がすべて読めないのが残念です。
あの頃はOナローは尚更範疇外。まさかナローのモデルがこんなに手軽に手に入る時代が来るとは思わなかったのは不覚です。
TM-TR02ですが、先日リリースが予告されたKATOのチビ客車用動力が転用できないかとひそかに狙っています。実はこちらの方が微妙にTR02より安いんですよね(笑)