メルクリンHO、そして・・・
この夏に初めて中古の基本セットを入手しているメルクリンHO。
あれから短期間の間に矢継ぎ早に動きが続いています(とは言っても40年以上前の旧製品ばかりなのですが)
今回は先日の静岡行の戦利品から

以前紹介のメルクリンHOの中古、今回某中古ショップでなぜか二つ目を入手できました。
形式こそ前回のと同じスターターセットと言われる基本セットなのですが、前回のとは異なりポイントが付属しトラックプランのバリエーションが多いタイプです。
実は基本セットを入手した時からどうにかしてポイントレールが欲しかったのですが、旧式レールのポイントが地元はもとより秋葉でも容易に見つからず半ばあきらめかけていた折、基本セットと言う形で並んでいるのを見つけられたものです。
しかもお値段が前回のスターターセットとほぼ同額でお得感も高い(これ重要w)

機関車と客車は最初の基本セットと同じ形式なのですが、青系に塗られたカラーバリエーションだったのも嬉しいポイントではあります。

セット内にはポイント2本と15度のクロスレールが同梱されており、最大で上の様な8折式エンドレス、側線2本付の線路配置になります。
無機質なエンドレスや単純な側線追加とも異なり、如何にも鉄道らしい配列。恐らくこれにシーナリィを追加しても違和感は少ないでしょう。この辺りの演出も実に巧みです。
走行性は前の基本セットと同じなので特に付け加える所はありませんが、メルクリンらしいタフネスさは感じる事が出来ます。恐らくは40年以上前の製品と思うのですが、スローがよく効く所とか集電の不安定さが感じられないところなどは未だに第一級の性能と言えます。
ただ、今回の運転では交流3線式のメルクリンゆえの特徴にまごつく所もありました。
交流だと直流と異なりポイントのどの線にも通電しているので、側線に2両の動力車が居るとポイントの定位・反位に関係なくパワーパックに反応してどちらも同時に動いてしまうのです。これを防ぐには側線にギャップを切り通電切り替えスイッチを繋がないといけませんが、このタイプのメルクリンでは「厚紙一枚で簡単にギャップが切れる」のでその点は良い物の、切り替えスイッチが新品では入手できない問題が。

また、容量の小さいパワーパックで複数の動力車を操作しようとすると車載の逆転機への信号が不十分になり「2両が正面衝突コースを突っ走る」なんてのもありました(笑)この辺の呼吸がDC2線とは異なるのですが、対処法が分かれば結構楽しそうではあります。
光山鉄道管理局
HPです。

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実は基本セットを入手した時からどうにかしてポイントレールが欲しかったのですが、旧式レールのポイントが地元はもとより秋葉でも容易に見つからず半ばあきらめかけていた折、基本セットと言う形で並んでいるのを見つけられたものです。
しかもお値段が前回のスターターセットとほぼ同額でお得感も高い(これ重要w)

機関車と客車は最初の基本セットと同じ形式なのですが、青系に塗られたカラーバリエーションだったのも嬉しいポイントではあります。

セット内にはポイント2本と15度のクロスレールが同梱されており、最大で上の様な8折式エンドレス、側線2本付の線路配置になります。
無機質なエンドレスや単純な側線追加とも異なり、如何にも鉄道らしい配列。恐らくこれにシーナリィを追加しても違和感は少ないでしょう。この辺りの演出も実に巧みです。
走行性は前の基本セットと同じなので特に付け加える所はありませんが、メルクリンらしいタフネスさは感じる事が出来ます。恐らくは40年以上前の製品と思うのですが、スローがよく効く所とか集電の不安定さが感じられないところなどは未だに第一級の性能と言えます。
ただ、今回の運転では交流3線式のメルクリンゆえの特徴にまごつく所もありました。
交流だと直流と異なりポイントのどの線にも通電しているので、側線に2両の動力車が居るとポイントの定位・反位に関係なくパワーパックに反応してどちらも同時に動いてしまうのです。これを防ぐには側線にギャップを切り通電切り替えスイッチを繋がないといけませんが、このタイプのメルクリンでは「厚紙一枚で簡単にギャップが切れる」のでその点は良い物の、切り替えスイッチが新品では入手できない問題が。

また、容量の小さいパワーパックで複数の動力車を操作しようとすると車載の逆転機への信号が不十分になり「2両が正面衝突コースを突っ走る」なんてのもありました(笑)この辺の呼吸がDC2線とは異なるのですが、対処法が分かれば結構楽しそうではあります。
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この記事へのコメント
それならば、付属のパワーユニットは日本の家庭用電源で使えるのでしょうか?
外国製のスターターセットを買うと、付属のパワーユニットがそのままでは使えないということがあるそうですが、日本向けに作られた製品なら大丈夫ですね。
もっとも、欧州の200V対応で作られたパワーユニットなら、多少電圧が落ちても日本国内でも使えそうな気もしますが…
私が入門時に買ったリマのスターターセットも日本向けに作られたものでしたが、パワーユニットは電池式でした。
電池式なら世界中どこでも使えるということでしょうが、前進後退の切り替えは出来るものの、速度調整が出来ず些か不便なものでした。
一応、リマのカタログにはパワーユニットもラインナップされてましたが、見たこと無いです。
この頃のメルクリンは不二商と言う輸入業者が大都市部のデパートなどを中心にかなりメルクリンを売り込んでおり、富裕層の子弟やスノビッシュな知識層を中心にかなり普及していました。
エンドウと組んで唯一の日本型3線HOの「キハ58」も製品化していますが、後が続かなかったのが「何だかなあ」です
もちろん電源も完全な日本対応です。
ただ、今のメルクリンデジタルとかはどうなっているかよくわかりません。グランシップのイベントに毎年名古屋のメルクリンのクラブが参加しているのでその辺りを次あたり訊いてみたいです。