KATOの313系2500番台

 この間紹介したマイクロエースのキハ91系とは順番が前後しますが、昨年暮れに入線した中古のKATO313系 2500番台をば。
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 前に紹介した通り昨年暮れに近場の鉄道民宿の中古モデルコーナーで見つけた編成です。
 この直前位のタイミングでMODEMOの313系が入線していましたし、並べて見るのも面白い(それにこの手の列車は同系がすれ違っても違和感がない・・・むしろそちらの方が自然)かと。

 前ユーザーの扱いの関係で動力車の窓ガラスに接着剤らしい跡が少し残っていますが気にしなければどうにかなるレベルではあります。

 先日のレイアウトの試運転ではMODEMOの313と行きかう運転を楽しませてもらいましたが、Nゲージくらいのサイズだと走っているのを見ている分にはメーカーの違いとか微妙な造形の差なんてのはあまり気にならないものです。
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 ですが静止した状態で二つを並べるとそれはそれで結構差異が見つかるのも確かです。

 模型としての設計年次とかメーカーの経験の差というのもありますがMODEMOの313では方向幕等が単にモールドで済まされ、幕の点灯もしないのに対しkATOのははめ込み式で勿論点灯できます。
(そのせいで行先幕の交換パーツがステッカーでなくブロック状なのでMODEMOの313に使えないというのは残念でした)
 MODEMOはステッカーを貼らないとおでこが少し間延びして見える感じもあります。
 その一方で屋根上でMODEMOがベンチレータを別パーツ化しているのにKATOは一体成型になっていたりします。
 同じプロトタイプでもメーカーの解釈の仕方によって異なる造形が成され、それがモデルとしての個性として成立している辺りはとても面白いと感じました。
(言い忘れていましたがMODEMOの313はスカートとパンタをKATO製にリペアしています)
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 走行性はMODEMOの動力が本調子ではないので直接の比較にはなりません。やたらとノイジーでスムーズさに欠けますが完調品のキハ35やあさぎりはもうちょっとスムーズですからこれは単にこの個体の問題と思います。
 KATO仕様は「いつものようにスムーズな走り」としか書きようがありません(笑)

 幸いと言いますか、KATOのケースは3両収納ですが、まだ3両分の余白があるのでMODEMOの2連も一緒に収納できるという点で有難いです。

 それにしても最近は313系も増備がすすみましたし(以前TOMIXの仕様も入線しています)この系列も徐々に「偉大なる凡庸」の位置に近づきつつあります。

光山鉄道管理局
 HPです。


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