趣味の原点を振り返る・バックマンのストラクチャーのはなし
今回はちょっとした思い出ばなしから
ですがこのネタを懐かしむ人と言うと少なくとも40代後半以上の年代の方ではないでしょうか(汗)

1970年代前半のNゲージのレイアウトというと一部のフルスクラッチを除けば建物類は外国製のキットか完成品を使うというのが一番イージーで手っ取り早いやり方でした。
その中でもファーラーやフォルマーなどの欧州系とヘルヤン辺りのアメリカ系とがあったのですが、その中から日本風にも使えそうなものをセレクトして使っていた方も多かったのではないかと思います。
中でも購入しやすさでいえばバックマンの完成品ストラクチャーがダントツでした。

TOMIX以前のトミーナインスケールは香港製造の貨車や機関車類が有名ですがバックマンのレイアウト用品やアメリカ風ストラクチャーも積極的に取り入れていました。駅関係だけでなく、一般の住宅が複数ラインナップされガソリンスタンドや消防署までモデル化されていました。
主なラインナップは当時のトミーナインスケールのカタログに掲載されていましたがフルに揃えれば街ひとつ分はゆうに賄えるくらいの種類が出ていました。その中の一部は後のTOMIXに引き継がれたものもあります。
このシリーズは70年代の当時は模型店ばかりか一部のデパートでも扱いがありましたが、デパートのおもちゃ売り場ではなく切手やコインなどの趣味のコーナー(そういえばコレクション用の切手なんかもデパートで売っていたなあ)に並んでいた記憶があります。
この辺り、鉄道模型が大人のホビーとして売り込もうとしていた意図は感じられました。
何より岩手のような田舎ですらバックマンを扱うデパートが複数あったのですから今思えばすごい話です。

塗装済みの完成品で400円~700円前後で当時としても安価なものでしたが、なんといっても和風のレイアウトに使うには躊躇させられるものが多く、当時の私も「近代住宅」と「新車ショールーム」しか買えなかったものです。


それらは今でもレイアウト上で他の日本風建造物に混じって現役です。
が、上の写真のどれがそうか分かるでしょうか?
ですが最近、それとは別にバックマン物の建物類をいくつか手に取る機会がありました。なので折に触れてそれらの中から紹介できるものもあると思います。
光山鉄道管理局
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1970年代前半のNゲージのレイアウトというと一部のフルスクラッチを除けば建物類は外国製のキットか完成品を使うというのが一番イージーで手っ取り早いやり方でした。
その中でもファーラーやフォルマーなどの欧州系とヘルヤン辺りのアメリカ系とがあったのですが、その中から日本風にも使えそうなものをセレクトして使っていた方も多かったのではないかと思います。
中でも購入しやすさでいえばバックマンの完成品ストラクチャーがダントツでした。

TOMIX以前のトミーナインスケールは香港製造の貨車や機関車類が有名ですがバックマンのレイアウト用品やアメリカ風ストラクチャーも積極的に取り入れていました。駅関係だけでなく、一般の住宅が複数ラインナップされガソリンスタンドや消防署までモデル化されていました。
主なラインナップは当時のトミーナインスケールのカタログに掲載されていましたがフルに揃えれば街ひとつ分はゆうに賄えるくらいの種類が出ていました。その中の一部は後のTOMIXに引き継がれたものもあります。
このシリーズは70年代の当時は模型店ばかりか一部のデパートでも扱いがありましたが、デパートのおもちゃ売り場ではなく切手やコインなどの趣味のコーナー(そういえばコレクション用の切手なんかもデパートで売っていたなあ)に並んでいた記憶があります。
この辺り、鉄道模型が大人のホビーとして売り込もうとしていた意図は感じられました。
何より岩手のような田舎ですらバックマンを扱うデパートが複数あったのですから今思えばすごい話です。

塗装済みの完成品で400円~700円前後で当時としても安価なものでしたが、なんといっても和風のレイアウトに使うには躊躇させられるものが多く、当時の私も「近代住宅」と「新車ショールーム」しか買えなかったものです。

それらは今でもレイアウト上で他の日本風建造物に混じって現役です。
が、上の写真のどれがそうか分かるでしょうか?
ですが最近、それとは別にバックマン物の建物類をいくつか手に取る機会がありました。なので折に触れてそれらの中から紹介できるものもあると思います。
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この記事へのコメント
バックマンの製品といえば、精巧ではないかも知れませんが比較的低価格なのが魅力的ですね。
私が鉄道模型に入門した時には、トミックスは既に完全国産化してたみたいですが、バックマンの外国形車両も継続販売すれば良かったのでは?と思います。
未だにトミックスがカトーを越えられないのは、外国形に消極的なのが原因だと思うのですが…
そういえば、マイクロもライフライクのアメリカ形機関車や貨車を出してたことがありますね。
他はGMと鉄コレで似たようなのがありましたし・・・
外国製ストラクチャーって日本風の風景だと逆に古い方が合うんですよね。
明治・大正期なら煉瓦製の工場や倉庫があってもいいし、地元の富豪の洋館がまんま欧州風でもいいわけですし。
ただ、舞台が昭和・平成の世界でも上記のような建物が「戦火や震災を逃れた」でいいですが、この場合も普通の民家とかはアウトですね。
当時のトミーが鉄道模型に進出した状況はKATOとは異なり輸入品からスタートし、香港のメーカーの委託生産を経て手応えをつかんだうえでTOMIXに移行した経緯があったと思います(その意味ではミニトリックスの輸入からNに参入した学研と似ています)
ですからトミーの場合当初から国内市場しか見ていなかった可能性が高いですね(強いて言えば「プラレールユーザーの上級移行」を狙っていた?)
一方KATOは国内市場だけでは持たない事もあって当初から主に北米への輸出を前提にNゲージを展開していた。元々の発想がTOMIXとは逆だったと思われます。ですから設計、生産も日本で行なう事に拘りがあったと思いますし現にそれで成功しています。
この辺り両メーカーの体質の違いが出ている気がします。
>高台の家(左の2つ)と「丸竹茶屋」~
はい、その通りです(汗)既に築(購入の事)40年を超える建造物ですが未だにレイアウトで現役です。
>地元の富豪の洋館がまんま欧州風でもいいわけですし~
実はこれもやりました。ファーラーの邸宅キットをレイアウトに組み込みましたが風景の中で良いランドマークになっています。
最近は周囲の風景とのマッチングそっちのけでアメリカ古民家風の住宅や店舗が(うちのような田舎でも)増えてきているのでアメリカ風の住宅を組み込む事自体の抵抗は薄れている感じもあります。
ただ個人的に「それが似合うかどうか」は別問題ですがw