六半のアンカプラー
先日の上京の折にサルベージしてきた戦利品から
六半のZゲージ用アンカプラーレールです。
レイアウト上で任意に連結器を解放させるコントロール装置というのはかつては16番・HOのベーカーカプラー、X2Fカプラーで専用品が出ていましたし、NゲージでもKATO、TOMIXがそれぞれ独自規格によるアーノルドカプラーの磁力解放装置を出していました。
(TOMIXの奴、今でもあるかな?)
操作性ばかりか外見にも気を配っているケーディーカプラーのそれは言うまでもありません。
そんな中にあって日本型テツドウモケイとして歴史が浅いZゲージの六半がアンカプラーシステムを出していたというのは不勉強ながら先日の上京の折まで全く知りませんでした。
コードが繫がっている所から分かる様にパワーパックかスイッチボックスに結線して遠隔操作する形式の様です。
この様に通電、又はサイドのレバーを操作するとアンカプラー部が上がって台車のピンを押し上げカプラーを解放させる形式です。面白いのはこの部分のパーツが差し替えによって「アーノルド用」の他に「ヨーロッパタイプ(つまりメルクリンミニクラブ)」にも対応できる点。
うちのZゲージのラインナップではメルクリンが結構多いですし、日本型のカプラーは余り遠隔操作による解放に重きを置いていない感じもあるので今回はメルクリン使用で実験してみました。
アンカプラー上に連結部を持ってきて列車を停止。
ここでアンカプラーをリフトさせるとカプラー下部のピンを持ち上げきれいにカプラーが左右に開きます。
後は軽く列車を前進させると解放は完了。
予想はしていましたがメルクリンミニクラブの場合はモデル自体の信頼性がかなり高くNや16番のそれよりも確実にカプラーが首を振ります(カプラー部のばねの材質やカプラー自体の精度の点では日本メーカーの製品はまだまだ感が強いですね)なのでアンカプラーも安心して使えるレベルと言えます。
日本型のカプラーについては一部に専用カプラーの交換が必要な場合があるとの事でまだ試せていませんが、いずれにしてもこれまでお目にかかったアンカプラー(ゲージは問わず)の中ではかなり信頼性の高いものと見えました。
出来るなら簡単なヤードでも組んでその威力を試してみたいところです(実は現在塩漬け状態のポイントが2本ばかりあるので汗)
光山鉄道管理局
HPです。
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