バックマンの「ドライブインの食堂」

 昔のバックマンのNゲージストラクチャーから。
 前二回が日本風のレイアウトに使うには躊躇しそうなものでしたが、今回はそのままでぎりぎり和風のレイアウトにも組み込めそうなものを紹介します。
 今回は商標名「ドライブインの食堂」から。
P1112517.jpg
 バックマンのストラクチャーは概ねアメリカ型ですがごく近代的なものはそのままでも日本型レイアウトに組み込める外見をしているものが多いです。
「ドライブイン」とは名乗っていますが看板には「ハンバーガー」と書いてあるくらいですからそのまんまハンバーガースタンドでも問題はないでしょう。

 英語の表記も「そこいらのハンバーガー屋にありそうですし」
P1112511.jpgP1112513.jpg
 バックマンのストラクチャーはミニカーや人形が固定した状態で売られており吊るしの状態でもそのままレイアウトに組み込めるのが特徴ですが、こちらは「店内の客」まで既に装着済みで大きな窓の建物にはよく映えます。
P1112515.jpg
 ところでカタログを見ると気付く事ですがバックマンのストラクチャーは同一形状の建物の一部パーツ差し替えで別な建物として売る事があります。
 例えば「銀行」と「洋品店」は入口屋根とガレージの差し替えで対応しているのですがこのドライブインは後で紹介予定の「自動車修理工場」の建物と合体させて「新車ショールーム」として売られていたりします。

P1112519.jpg
 実はそのショールームは昔私も買った事がありますが、ドライブイン部分はバラして「甘味横丁の喫茶店」に転用しました。店内にファーラーのテーブルと椅子をくみこみ更にアイコムの「グランドピアノ」もいれて音楽喫茶にしました。

 出来合いの建物を使ってこんな改造ができるくらいにここ20年くらいのNゲージアクセサリは充実してきたのですから感慨を禁じ得ません(笑)
光山鉄道管理局
 HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。



この記事へのコメント

鉄道模型大好きおじさん
2020年02月29日 00:06
バックマンのストラクチャー、人形や車がオマケに付いていると考えればお買得ですね。
当たり前ですが、自国の車両に合わせてストラクチャーをデザインしてるのでしょうね。

昔、リマが新幹線0系や国電103系を出してましたが、ストラクチャーは欧州形ばかりでした。
勿論、私はストラクチャーは買わず仕舞いでしたけど。
当時でもHOのストラクチャーは貴重ではありましたが、欲しいとは思わなかったです。
光山市交通局
2020年02月29日 23:39
>鉄道模型大好きおじさん

>自国の車両に合わせてストラクチャーをデザイン~
 まあ、これは欧州型や日本型でも言えることですね。これがカタログにラインナップされていた当時日本型のストラクチャーはGMの信号所、詰所しかありませんでした。

 この翌年TOMIX が登場し日本型建造物が量産される訳ですがそれまでは欧州型、アメリカ型の建物でお茶を濁すのは半ば当然だったようですね。