猫屋線の路面電車の屋外撮影

先日入線したナローゲージ80猫屋線の路面電車から
これに限らないのですがナローゲージ80の車両を入線させるとなぜか屋外で撮影したくなります。
という訳で今回は屋外や借景で撮影した写真の羅列をば




なんといいますか、ナローには屋外撮影がよく似合いますね。
ですが花巻電鉄の電車に乗ったことのある身からすれば、少し小奇麗すぎる気がします(まあ、あれは砂利道の一般道に並行して走っていましたから埃臭くなるのが当然だったのですが)
やはりこいつもウェザリングは必須ですね。
「やあ、なんということだ!マイクロフトがここに来るというよ」「それは構わないだろう?」
「かまわないだって?彼がここに来るなんて田舎道で路面電車に出会うようなものだ。マイクロフトには決まった縄張りがあってそこから外れたことがない」
(コナンドイルシャーロックホームズ最後の挨拶所収「ブルースパーティントン設計図」から)
こんなたとえが通用したくらいに路面電車と言えば都会の象徴のように思うのが普通ですが、花巻電鉄や山梨交通、あるいは名鉄の岐阜市内線のように田舎丸出しの風景の中を路面電車みたいなのが走るというのはなかなか独特の風情はあります。この電車もそうした路線の延長なのでしょう。

また、これくらいのサイズの路面電車なら普通にトラムウェイ当たりの動力と組み合わせてナローでない路面電車にするのも悪くない気もします(16番スケール換算だと軌間16,5ミリは1320ミリになり一部路面電車の軌間1372ミリに近接する数字になります)
この記事へのコメント
これ、原文何なのか気になって調べたところ「Why not? It is as if you met a tram-car coming down a country lane. 」みたいですね。
tram-「car」とあえて断っているのは、tramだけだとトロッコとかも含むので「田舎道で出会うのが不自然」と例えるためだからだと思われます。
(日本で知名度があるものだときかんしゃトーマスの原作絵本7・26巻にこういう田舎のトラム路線<非電化>が出てきます。)
田舎の路面電車ですと1067㎜軌間ですが、ナローよりナローっぽい静岡鉄道秋葉線なんか参考によろしいかと思われます。(色も似ている)
この題材で原文をチェックして頂けるとは有り難いです。
tram-carのニュアンスの解釈は参考になりました。
私自身、花巻電鉄のこの手の車両に一度だけですが乗ったことがあるので雰囲気はわかる気はします(現在の廃線跡はサイクリングコースになっていますが、元がナローだっただけに廃線跡も本当に歩道と間違えそうなくらいに幅が狭いw)
やはり、電化私鉄の中に非電化路線があるのは効率が良くないのかもしれませんね。
確かに花巻電鉄の馬面電車に似てますね。
私は花巻電鉄に乗ったことは皆無ですが、保育社カラーブックス軽便鉄道などで花巻電鉄のことを知りました。
Nゲージと比べて車体が大きいので、LEDを仕込んでライトを点灯出来るかもしれませんね。
岩手で唯一の路面電車(とはいえ軌道があれなんですが)だったので乗ったのは一度きりでしたが見かけることはありました。
町並みとあまり無縁だった路線だけに日が短い冬場の夕方なんかに周囲に何もない田舎道をぽやんと明かりを灯して走るのを観るとなにか幽霊電車みたいで怖い気もしますね。
ライトの点灯は仰るように容易だと思います。ただ白色LEDはさすがに似合わなそうですが(笑)