肺炎騒動に思うこと2
前にこの題材でブログを上げてからちょうどひと月になります。
その時点では開催の可否が流動的だったグランシップトレインフェスタですが、つい先日今年は中止との発表があり複雑な気分です。
無症状の感染者の比率が高いといわれる子供や若年者のギャラリーと、重症化リスクが高いとされている高年層が多い参加者が大空間とはいえ密閉度の高い会場で入り混じる事は非常にリスクが大きいのは確かであり、現在も感染者数が漸増している現状を思うとやむを得ない決断だったと思います。
とはいえ、これまでインドア趣味の極北(笑)だったテツドウモケイという趣味が世間に開かれた存在になり得ること、未知の他者との交流の中で趣味そのものの深化が図られている事を実感してきた身としては残念に思うのもまた確かです。
今はこの事態の鎮静化を祈るのみ。
そして個々の心構え、用心をもってこの局面を乗り切るほかはないと思います。
ですがその一方で「個人が自宅の一室でモデル相手に手を使いながら内なる自分と対話する(なんだか大仰だな)」というテツドウモケイの趣味のもう一方の側面がこの事態の中で再び前面に出てきている事も実感します。
クラブのメンバーの中にもこの機会に仕掛かり品のモデルの工作に注力している人もいますし、私自身積みプラ状態だったモデルの工作がここひと月くらいの休日の過ごし方として定着してきています。
しかもそれらの成果や経過をこうしてネットという形で発信することができる点、昔とは違う流れを実感もしています。
ここ数年の「イベントなどを通した外へ飛び出す趣味としての鉄道模型」という面が表に出ていた中でやや忘れられがちになっていた部分ではありますが、こうした「動中静」と今の状況の「静中動」とが状況に応じて使い分けられるくらいにこの趣味も成熟しつつあるのかもしれません。
そう思うと今回の試練を無駄にはしたくないという気もします。
このブログの読者の皆様もそれぞれのやりかた、それぞれの立場でこの局面に対している事と思いますがどうかご自愛ください。
(写真は本題との直接の関係はありません)
光山鉄道管理局
HPです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
この記事へのコメント