「日本の私鉄 都市の電車ー西日本ー」

 今回はカラーブックスネタから

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 今回は「日本の私鉄 都市の電車ー西日本ー」をば。
 タイトルから受けるイメージが今一つあいまいなのですが、本書で言うところの「都市の電車」とは地下鉄をはじめ路面電車、モノレール、新交通システムなどをひとくくりにしたものの総称らしいです。
 現在だと新交通システムは更に増えているので、問題はないのでしょうが、本書が出た昭和59年当時は新交通システムがわずかに二社なのでボリューム的に不十分だったのか地下鉄も都市の電車の定義に含んでいるようです。
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 個人的な印象ではやはり地下鉄をこのジャンルに含むのには違和感を感じるところで全体を通して妙な読みずらさを感じます。
(神戸高速鉄道をはじめ、地下鉄というと既存の私鉄や国鉄との相互乗り入れのイメージもあって普通の電車に分類したくなってしまう)
 なのでもっぱら地下鉄だけ飛ばして読むような読み方になってしまいがちになります。

ですが、それならそれで割合面白く読めてしまうので、これはやはりもっと路線が拡充した段階で出ていたほうがよかった、ある意味少し早すぎた企画のような気もするのです。
 案外今だったらもっとバラエティに富んだ構成になっているかもしれません。
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 それを別にして、この種の路面電車や新交通システムという奴は普通の鉄道に比べて道路と絡むシチュエーションが多く、したがって電車とクルマが同列に走っているようなヴィジュアル(新交通システムも幹線道路と交差したり、車の群れを睥睨しているようなロケーションが多い)が目立ちます。
 これは鉄道も好きだけどクルマも好きなんて言うへそ曲り(笑)にはなかなかおいしいところでして、昭和50年代後半の日本の路上風景の一端が垣間見られるというメリットもあります。
(写真は本の内容とは関係ありません)

光山鉄道管理局
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この記事へのコメント

Elton John
2020年04月08日 15:01
今日は:

2枚目の写真は今は亡き向ヶ丘遊園行のモノレールですね。メーカーであったロッキードがメインテナンス不可能を宣言したため廃止の憂き目に遭ってしまった、という信じられないような経緯があり、序に向ヶ丘遊園行のものが廃止になって代わりに藤子不二雄ミュージアムになり、バス連絡となって今日に至って居ます。
「モノレールからバス」というのは如何考えても退行ですが、川崎は一貫して旧民主党の牙城でこういう理不尽が罷り通るのは、市民としては不愉快です。
現地は最寄りの鉄道の駅からは結構離れた地域なので、羽田モノレールで実績のある日立製作所辺りが手を挙げれば、或いはLRT宜しく地域輸送の要として発展的変身を遂げたかもしれないのですが…
光山市交通局
2020年04月08日 21:18
>Elton Johnさん

 千葉や沖縄なんかではモノレールが普通に通勤手段として地位を築いていますから勿体ない話ですね。

 私のところのような田舎だと「モノレール=屋上遊園地」のイメージしかなかったので通勤用にモノレールという発想には違和感が結構あったのですが、後付けしやすいメリットは大きいですね。