久しぶりに「修学旅行列車」を走らせて
(私個人の)思い出の列車をレイアウトで走らせてノスタルジーに浸る新企画の第四弾です。
前にも書いた気がするのですが、中学の北海道への修学旅行の時に青函連絡船に乗るまでの経路で「修学旅行用列車」に乗った事があります。
流石に私の母校だけで一列車占領するという訳にはいかず何校かの乗り合わせで仕立てられていましたが、その時の列車は普通にED75が牽く12系。
修学旅行ではない他の団体さんやなんかも使いそうな汎用車なのが惜しかった。
それでも鉄道に詳しくない同級生なんかは「ブルートレインだ」とか言って喜んでいましたが、客車の青地に二本線の白帯が入っていればそれなりにスペシャル感はあったろうと思いますw
(そういえばスハ44時代のはつかりも青地に二本線でしたが)
さて、東北の田舎学生だと修学旅行列車は12系の独壇場ですが、それより以前東京とか関西方面への修学旅行だと専用の電車があてがわれていて12系どころではないスペシャル感があったものと思います。
今でも鉄博の玄関先で飾り物になっている155系などはカラーリングから他では見られない暖色系が使われ個性を発揮していると同時に(わたし的に)どうかすると湘南色よりも好きなカラーリングのひとつでもあります。
(1976年版カツミ模型店カタログ3-2Pより画像引用)
余談ですが大昔のカツミのカタログ(もちろん16番)で二軸のフリー客車とかED58などの廉価版ショーティのモデルに混じって「修学旅行電車」というのもラインナップされていました。
他のフリーとは異なり車体は(おそらく165系の流用?)20M級なものの床下機器のないまっ平らな床板、2連程度の運転を想定した先頭車のみのラインナップです。
「模型では、修学旅行電車の特徴をとらえ、お子様にも手軽に思い出の電車運転ができるよう自由形としました(昭和51年版のカタログ3-2Pより引用)」などとありましたから当時の都会の子弟でこの手の模型を買ってもらった層はそれなりに居たかもしれません。
今回の思い出運転はそれらにちなんで修学旅行用列車で纏めてみました。
もちろんメインは私が乗った事のある「ED75が牽引する12系」本来ならばKATO辺りの最新モデルを出すところでしょうが、今回牽かせるのはTOMIXの12系。
香港製の腰高で車体下部に床板固定用の丸穴が開いていてカプラーポケットが無暗に長くてインテリアが全くないモデルです。
なんだか悪口ばかりに聞こえますが「昭和の修学旅行の思い出」で走らせるならこれくらいラフなほうがむしろ懐かしい気もします。
ペアを組むのはGMのキット組品の155系「こまどり」
155系もマイクロとKATOから完成品が出ていますが、上述のカツミのフリー電車のノリに最も近いのはGMのモデルと思います。
更にエンドウ製の近鉄あおぞら号を加えて修学旅行列車が3本行き交います。
この3つが同じ場所で顔合わせするなんて実車ではまず不可能でしょうからいかにも模型ならではの楽しみと言えます。
今気づきましたが12系に限らず他の二本も座席がないモデルばかりなので意外と見た目のつり合いは取れているかもしれません。
ただ、155系とあおぞら号はどちらも動力がエンドウ製なので前回紹介したビスタカーと同様、ギアノイズが凄い。
これがダブルで耳を直撃しますから夜なんかはかなりうるさそうですw
光山鉄道管理局
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前にも書いた気がするのですが、中学の北海道への修学旅行の時に青函連絡船に乗るまでの経路で「修学旅行用列車」に乗った事があります。
流石に私の母校だけで一列車占領するという訳にはいかず何校かの乗り合わせで仕立てられていましたが、その時の列車は普通にED75が牽く12系。
修学旅行ではない他の団体さんやなんかも使いそうな汎用車なのが惜しかった。
それでも鉄道に詳しくない同級生なんかは「ブルートレインだ」とか言って喜んでいましたが、客車の青地に二本線の白帯が入っていればそれなりにスペシャル感はあったろうと思いますw
(そういえばスハ44時代のはつかりも青地に二本線でしたが)
さて、東北の田舎学生だと修学旅行列車は12系の独壇場ですが、それより以前東京とか関西方面への修学旅行だと専用の電車があてがわれていて12系どころではないスペシャル感があったものと思います。
今でも鉄博の玄関先で飾り物になっている155系などはカラーリングから他では見られない暖色系が使われ個性を発揮していると同時に(わたし的に)どうかすると湘南色よりも好きなカラーリングのひとつでもあります。
(1976年版カツミ模型店カタログ3-2Pより画像引用)
余談ですが大昔のカツミのカタログ(もちろん16番)で二軸のフリー客車とかED58などの廉価版ショーティのモデルに混じって「修学旅行電車」というのもラインナップされていました。
他のフリーとは異なり車体は(おそらく165系の流用?)20M級なものの床下機器のないまっ平らな床板、2連程度の運転を想定した先頭車のみのラインナップです。
「模型では、修学旅行電車の特徴をとらえ、お子様にも手軽に思い出の電車運転ができるよう自由形としました(昭和51年版のカタログ3-2Pより引用)」などとありましたから当時の都会の子弟でこの手の模型を買ってもらった層はそれなりに居たかもしれません。
今回の思い出運転はそれらにちなんで修学旅行用列車で纏めてみました。
もちろんメインは私が乗った事のある「ED75が牽引する12系」本来ならばKATO辺りの最新モデルを出すところでしょうが、今回牽かせるのはTOMIXの12系。
香港製の腰高で車体下部に床板固定用の丸穴が開いていてカプラーポケットが無暗に長くてインテリアが全くないモデルです。
なんだか悪口ばかりに聞こえますが「昭和の修学旅行の思い出」で走らせるならこれくらいラフなほうがむしろ懐かしい気もします。
ペアを組むのはGMのキット組品の155系「こまどり」
155系もマイクロとKATOから完成品が出ていますが、上述のカツミのフリー電車のノリに最も近いのはGMのモデルと思います。
更にエンドウ製の近鉄あおぞら号を加えて修学旅行列車が3本行き交います。
この3つが同じ場所で顔合わせするなんて実車ではまず不可能でしょうからいかにも模型ならではの楽しみと言えます。
今気づきましたが12系に限らず他の二本も座席がないモデルばかりなので意外と見た目のつり合いは取れているかもしれません。
ただ、155系とあおぞら号はどちらも動力がエンドウ製なので前回紹介したビスタカーと同様、ギアノイズが凄い。
これがダブルで耳を直撃しますから夜なんかはかなりうるさそうですw
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この記事へのコメント
電動車である筈なのに床下が爽やかなのはご愛嬌といったところでしょうか。
最近は少子化などでバスにシフトする傾向らしく、修学旅行専用列車の出番が激減してるみたいです。
私が小学生の時に修学旅行で乗った列車は近鉄20100系あおぞら号でした。
私の母校は近鉄沿線になので、必然的にそうなります。
行先は勿論、伊勢方面です。
中学校の時はバスで大阪駅まで行き、そこから国鉄167系で信州方面に行きました。
因みに帰路は夜行でした。
高校の時は北陸方面に行きましたが、残念ながら全行程バスでした。
元々は従来の鉄道模型ファンとは異なる入門層を想定したモデルゆえ実車の様な2M構成には特にこだわらず「修学旅行電車のイメージを象徴する最低限の物はつけました」と言ったノリの製品ではないかと思います。
ですがその思い切りの良さがモデルとしての魅力になっていると感じさせる点雪篠さんと同じような印象を感じますね。
実をいうと私も当時、これが欲しかったと(いや、今でもそうかな?)思いましたしw