久しぶりに走らせる「弘南鉄道の車両たち」

 平日休に思い出の編成を走らせる休日蟄居ネタ。
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 かつてのNゲージでは完成品として発売される車両モデルというと国鉄(JR含む)か大手私鉄のメジャー級の形式が大半でした。
 勃興期や普及期ではそれも当然なのですが、ある程度メジャーな機種が製品化され多少マイナーな形式もそこそこ製品化され、市場が成熟してくるとなかなか目新しい企画というものに当たらなくなります。

 21世紀初頭のそうしたタイミングに入り込む形で登場した鉄道コレクションは当初はその安さで、のちには「地方私鉄車両の網羅」という形でNゲージモデルのすそ野を広げたと思います。
 何しろ16番ですらろくに製品化されていない地方私鉄の譲渡車やオリジナル車両が次々製品化され、どうかするとスーパーの食玩売り場で手軽に買えたのですからその功績は大きかった。

 わたし的にそのご利益の最たるものが「弘南鉄道の車両を何編成も入線させることができた」事でした。
 弘南鉄道のある弘前市は私の弟の現住地で、彼の地の風景の一部として定着している東北有数の地方私鉄ですが、従来ここの車両が模型として売られるなんてのは鉄コレ登場以前には想像すらできませんでした。
 ですから、鉄コレの存在なくしてこれが実現できなかったのは間違いありません。

 そんな訳で今回久しぶりに手持ちの弘南の電車群を引っ張り出して走らせました。
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 鉄コレの弘南鉄道は通常品で3タイプ5種、オープンパッケージでも数種が出ています。
 それらの大半は東急からの譲渡車で占められているのですがたまに南海や旧国ベースの物もあって地方私鉄特有のごった煮感覚があります。
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 弘南鉄道の2路線は元々別個の私鉄として開業していたのを合併した経緯があり二つの路線が出会う場面はないのですがレイアウト上でなら2列車のすれ違いも自在にできるメリットもあります。
 個人的には大鰐線用のデハ6000がいい具合なレトロ感のステンレス車の雰囲気が合って好みです。元南海のモハ1521は本来なら2連での運用だったようですが単行で走らせても独特ののんびり感があってこれも好きだったりします。
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 あと弘南鉄道の名物と言えば雪国ならではのED22+キ100の除雪編成ですが、流石にGW後のタイミングでは季節外れ感がぬぐえません(汗)

光山鉄道管理局
 HPです。


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