みにちゅあーとの「蕎麦屋」さん

 みにちゅあーとのキット消化ネタ第7弾
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 今回は「蕎麦屋」です。
 かつては駅前とか古くからある田舎の商店街にはこの手の蕎麦屋さんが必ずあったものです。
 昼飯時に一杯300円のかつ丼とか一枚200円くらいのざるそばとか掻っ込んで午後の仕事に回る営業マンとか地元の農夫のたまり場になっている店。
 今ではこの世界もチェーン店とかお高く止まったそば割烹みたいな店が増え、こうした普段着で行けるお蕎麦屋さんは(特に地方では)本当に見なくなりました。
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 私がみにちゅあーとのキットを買いだめして積みプラ化してきた理由のひとつは「店頭で手に取って見て『これは作りたい!』と思った」事。
 ですから、形状とか構造に私の琴線を刺激する物があれば買ってしまうという繰り返しでした。
 そもそもレイアウトに組み込む前提が薄く、強いて言えば「風景の差し替え用のストック」程度の意味合いでしたから、10年ほどの間にずいぶん溜め込んでしまったものです。
 (それに「みにちゅあーと」自体都会の模型屋でしか見ないですから、見逃したら地元では手に入らないという強迫観念も働いています。何のことはない「おのぼりさんの衝動買い」の典型的なパターンですねw)

 それはさておき
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 今回のキットは前回紹介の「角地の飲食店」の後で作ったものです。
 そのせいもあるのでしょうか「形態が単調で達成感が薄かった」キットでもあります。

 これは推察ですがこのキットのリリースはラインナップの中でもかなり早い時期の製品化だったのではないかと思います。
 というのも、形状やサイズがどうも街並みコレクションの建物を意識しているように感じられるからで、町コレ(今はジオコレ)の商店街に混ぜ込んでちょうどいい位の構えに見受けられます。
 今ではそんな事もないと思いますが「当初はジオコレの補足的なラインナップから始め、徐々に自社だけで町が作れるくらいに拡充させる」事を考えていたのかもしれません

 実際製作時間も休日昼間の2時間ほどで完成してしまいましたし(その意味ではみにちゅあーとの入門者用キットとしてはこのメーカーのノリを把握する意味でも好適と思います)

 敷地は普通に四角いベース、書店や飲食店みたいに裏に物干し台や増築部があるでもなし。
 形態としては単純ですが一応「二階に座敷のあるお蕎麦屋さん」の雰囲気は良くつかんでいると思います。
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 ただ、形態が単純だからと言ってこうした「その他大勢的な店舗」が街並み創生で無意味という訳ではなく、むしろこうした建物がないと「主役ばかりが並び立って目にうるさい舞台」みたいな商店街が出来上がってしまう気がします。

光山鉄道管理局
 HPです。


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