KATOのブルトレ20系から二題
今回は押し入れから引っ張り出したジャンクモデルのはなしをば
前にも書いたことがありますが、昭和40~50年代初めころのNゲージャーが日本型のモデルを揃えようとするとかなりの確率で「KATOの20系」を買う事になります。
当時唯一の「Nゲージの特急編成」でしたし、夜行列車の走る所でなら大概の線区で20系が使われましたから汎用性も意外と高い。
加えて昭和50年代半ばの「ブルトレブーム」の余波もあってKATOの20系は相当に普及したモデルだったといえます。
そのせいか20系の初期モデルは大概の中古ショップで相当に安価なお値段で並んでいる事が多いです。
そればかりかバザーとかフリマとか奥などで「鉄道模型の纏め売り(おそらく前ユーザーの処分)」なんかに当たった時箱の中を覗くと必ずKATOの20系とEF65が入っているといっていい位でしたw
そんな風にしてKATOの20系初期型モデルは優にフル編成が二つ三つ組めるくらいの数が入線しています。
(しかもやたらとカニ、ナハフ、ナシが余る汗)
ですがそんな20系でも少し変わったモデルとかがこっそり混じっている時があります。
今回はその中から拾った変わり種を
一見普通のカニ21ですがよく見ると帯の色が金色です。
また、当時の通常品では床下と台車は黒が多くグレーの足回りの初期型20系はめったに見ません。
確かKATOの記念モデルで金帯の20系のセットが出ていたことがありましたがおそらくそれのバラシでしょう。
こちらのナハフ20も一見普通に見掛ける仕様に見えますが
ヘッドマークがプラのはめ込み式で、そのためのパーツも付いています。
これはごく初期のモデルで見られた仕様ですぐに紙製のシールに変わったものに変わり、今ではそちらの方が定着しています。
20系の紙シールは意外ときれいに切り抜くのが難しく、大抵の場合マークの角の丸みがない妙に角ばったヘッドマークになってしまう事が多かった記憶があります。
まだプラのはめ込み式の方が見た目に奇麗でよかったのではないかと思います。
光山鉄道管理局
HPです。
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この記事へのコメント
基本的に車体は同一ですが屋根をGMの客車キットと交換し、上に集中式クーラー室外機(京急1000系)を2つのせて、プラシートで整形してD51のなめくじのようなシルエットにして周囲にコルゲート板でお化粧、窓下に手すり(名鉄5500)と、ヘッドライト(東急用腰ライト)を装備し、スカート(小田急9000系)を装着。
なお、固定編成の先頭車なので動力は入っていないそうです。(中間車が動力)
>
>カニを機関車、または先頭動力車に転用する改造は時々見かけましたが、確かTOMIXで長編成対応で機関車の補助のために動力車のカニが製品化されていた記憶があります。
一種のユーレイですが実車でも例えばSL銀河などが客車を動力化して単独で走れるようにしていた(と言いますか客車改造の気動車を転用しただけですが)例もあるのでこういうのは自由形の素材としては面白いと思います。
はい、こちらも入門初期にばら売りで2~3両買いました
値段も手頃で“800円”
ただ
その頃のTOMIX14系座車と比べたら
少々グレードダウンは否めませんでしたけどね
その頃の上級者で
製品化しなかったナハネフ22の改造とか
KATO NEWSで見たことありました
それに比べたら今の20系の出来は雲泥の差というか
天と地ほどの差
そういう経験をしてきたからこそ
今は恵まれた時代だなと思うこと頻りですが
意味もなく論うユーザーの多さにはうんざりですね
文句があるなら
『TOMIXの香港製やこのころのKATO製品を触ってから言ってくれ』です
他所のブログに強い言葉でコメントするのはあまり感心しません
意味もなく〜うんざり
とか
文句があるなら〜言ってくれ
とか
ご自分のブログで主張する分には誰も何とも思いませんが、こんなコメント残されても主さんも困るだけだと思いますよ
ナハネフ22への切り継ぎ改造は私も以前やった事があります。上級者ではなかったので出来は悲惨の一語でしたが(汗)
今なら中古でも格安で旧20系は入手できますから切り継ぎの練習に使ってみるというのもいいかもsれません。
自分の意見あるなら堂々と名乗られてはいかがでしょう!?
別にあなたへ向けてコメントしたわけでもないですし
鉄道模型界の歪な現状を書いた迄です
私は管理人さんが古いモデルの話をしたので
内容に沿うようコメントしつつ
何でもかんでも無駄にあげつらっている鉄道模型の異常さを嘆いただけでございます
どちらが的を外れているか
論えば鉄道模型の向上なんて傲慢にもほどがあります()