IORI工房の甲武鉄道ロハ5タイプに挑む(笑)その1

今年最初のブログで「2020年の計」のひとつとしてアップさせていた課題に「国鉄初めての電車・デ963をつくるぞ」というのを上げました。

 その時ブログの巻末に「今年の車両工作の第一号はこのデ963という事になりそう」とか書いていたのですが、GWどころかいい加減5月も過ぎようというタイミングで「今年の車両工作の第1号とやら」を実行することになろうとは思いませんでした(大汗)
 電車のペーパーキット、それも小さい割に手が掛かりそうなイメージが先行してしまい、ここまで持ち越していました。
 ですがその間に例の肺炎騒動に伴う自宅蟄居状態の中みにちゅあーとを中心にペーパーキットのストラクチャーを大量生産を重ねる事になったことである程度肩慣らし(と言うか「多少下手でも我慢できるくそ度胸」w)がついてきたので、そろそろやってみるかという気になりました。
IMG_6244~photo.jpg
 キットは以前紹介した通りIORI工房さんのペーパー車体キット。
 これにアルモデルの簡易ダブルポールのキットとKATOのちび客車用動力ユニットを組み合わせます。
 まあ、これに多少自分なりのアレンジを加えるかというところでしょうか。

 実はこのキットの製作開始前のハードルとして「カラーリングをどうするか」というのがありました。
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 今回の参考に使った資料に1983年11月号の「模型とラジオ」の製作記事があるのですが、そこでのカラーリングの部分では「東京の交通博物館の模型では、車体はやや黄色みがかった濃緑色で、屋根と台車は黒」とありました。
 これは国鉄吸収前の甲武鉄道のカラーリングの様ですが、一方でIORI工房の作例写真は国鉄色のブドウ色に赤帯という旧客カラー。
 さてどっちにしようか迷うのにひと月、甲武仕様に決めたまではいいのですが記事にある「黄色みがかった濃緑色」とははて、どんな色か迷うのにGW明けまで掛けてしまいました(大汗)
DSCN6823b.jpg
 実物を鉄博まで行って見てくればそれで解決なのですが、時節柄鉄博は休館状態の様ですし、そもそも感染リスクを承知で出かけるというのも間が抜けています。
 さてどうしようかと思っていた折に思い出したのが数年前に鉄博で購入していた博物館所蔵の模型の写真集です。

 国鉄最初の電車の模型ならカラー写真が掲載されているはず。
 押し入れからパンフレットを引っ張り出してようやく色調を確認しました。
DSCN6824-19.jpg
(鉄道博物館第5回コレクション展「模型でたどる鉄道史」P19より画像引用)
 これだと戦車などで使うオリーブドラブとそれほど違わない印象。これならタミヤの塗料をそこいらの模型屋さんで買うのも容易です。
 さっそく缶スプレーを入手しようやく工作は第一歩を踏み出しました(なんとまあ大仰な)
DSCN6703b.jpg

光山鉄道管理局
 HPです。先日「車両紹介」の項一部追加しました


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