KATOの8620が(ようやく)やってきた

行きつけのショップから入荷の連絡は頂いていたのですが、所用が重なりなかなか取りに行けなかったKATOの8620.
やっと暇ができ、閉店直前の店に滑り込みで駆け付けようやく入手する事が出来ました。
かなり細いボイラーと見た目にやや華奢な足回りが組み合わされる8620は特にNゲージでの再現が難しい機関車だそうで、なるほど過去に出た製品なんかはこれを8620だと思い込むのに相当苦労させられるプロポーションでしたし、当のKATOが先行して製品化していた8620の後継機だったC50も8620に比べると結構重厚に見えます。
16番ならともかく車体が小さいNゲージにとって86は国鉄型蒸機製品化の最後の大物ともいえる存在だったと思います。
ですから、満を持してKATOが8620を出してくるからにはどんなモデルになるか、それが大きな興味でした。
(もうひとつ、私の故郷の名物だった「花輪線の3重連」を念頭に置いたラインナップにもそそられたのですが)


レールに載せてみると、明らかにC50とは違う、8620のフォルムが再現されているのが分かります。東北仕様という事でデフが付いているため独特の細さのボイラが生み出すプロポーションが十分堪能できないのを惜しがるファンも多いかもしれません。

しかし、私がこのモデルでしびれた(死語w)のは店頭で試運転をしたときでした。
やや上から覗き込むように走る86を眺めるとボイラの下の隙間から反対側のスポーク動輪が回っているのが見えるのです。
これは動輪のスポークがきちんと抜けているからこそ得られる感動ですし、86の細身のボイラゆえに得られるものではないでしょうか。
実車でこのアングルから走る所を見られるのはまれと思いますから、模型ならではの演出と思います。
入線してまだ数時間しか経っていないのでこれ以上の事が書けないのですが、この86をこれからどう楽しもうかと今からワクワクしている私が居ます(笑)
光山鉄道管理局
HPです。

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