KATO8620を弄る・まずは微妙に仕様変更(笑)

昨日入線させたばかりというのに、平日休をいい事にさっそく弄り始めるKATOの8620のはなしです。
今回の86、私にとっては花輪線の3重連をやりたかった事もあり3両同時入線という仕儀になりました。
昨年のTOMIXの四季島以来の大散財です(汗)
普通ならば、同型を3両買ったらナンバープレートくらいしか違いを出す術はないのですが、今回の86は東北仕様という事でキャブ後部の防寒カーテンが後付けパーツになっています。またスノープラウや解放梃の一部も用途に応じて交換するのでそれなりに個体差は作れる構成にはなっています。
しかし、今回の86では花輪線の3重連を想定し「別売りの貨車セットに86用の交換パーツが同梱されています」しかもそれらのパーツはASSYなし。つまり万一パーツのどれかが紛失したら「貨車セットごと買わなければならない」という事になりそうで怖いです。
目的が目的だったので今回は貨車のセットも入手。

同梱のパーツは花輪線対応のナンバープレートが2両分(38698、78646)と専用の煙突パーツ2両分、更に38698用に副灯付きの煙室扉パーツという構成。これに通常品の48685を組み合わせればどうにか3重連の再現はできます(但し聞くところでは本来は一部の機関車のデフに点検口が開いた仕様との事で厳密には実車準拠ではないようです。なら点検口付きの交換用デフもつけてくれれば良かったのにとか思いますが)

交換自体はごく簡単。上記のパーツのほか3両分の重連用カプラー、スノープラウの交換を含めても工具があれば1時間もしません。
こうして並べた「微妙に仕様が違う86の集い」は私的にはなかなかの壮観です。

3重連もなかなかのものですが、このままだと不自然にピカピカしているのが逆に却って気になってしまいます。このロコもウェザリングは必須と思います。また、3両も入線しただけに個々で走行させると微妙に走行性のばらつきが感じられるのも重連前提としては気になる所です。
とはいえ、私自身が昨日来の86旋風でまだ舞い上がっているのも確かです(大汗)
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
TMS112号(私は『シーナリィガイド』の再録で見ましたが)にあった河田耕一氏の名言を思い出します。
「モデルもいつも一形式一輌ではお寒い。余程の小私鉄なら知らずもう一寸同一形式ばかり数輌そろえてもいいと思う。その方が随分沢山ある様に感じるものだし、迫力も段違いである。」
「例えばC11を2輌配置すれば(実物の運用の話なので、中略)塗装や傷み具合も異なるに違いない」
・・・私は予算の都合中古集めが多いので、特に機関車は一形式一輌気味で、現在蒸気機関車は9600(マイクロエース)がやっと2両揃い。
片方がデフなし、もう片方が集煙装置と大型デフ付きなので前者を汚くして「本来は両方前者のような姿だったが、最近1台を近代化改造した。」としました。
(この「同一形式改造前・改造後」は意外に便利な設定です。)
ちなみに『シーナリィガイド』に再録されている、別の記事にあった8620の炭鉱線での運用がなかなか味があります。
筑豊の室木線なので九州の車両ですが、側線近くの空き地にオート三輪が石炭を運んできて、それを空き地に置いたコンベアで積み込むだけの小さな炭鉱。
そうして1つづつ積み込みが終わったセム・セラ・セフに8620がオハフ61とスハフ32を連結してとことこ走っていき、バック運転で戻っていくというものです。
>同一形式ばかり数輌そろえてもいいと思う~
昔の様に1両増備するだけでも一苦労する時代だと一形式づつ集める様な形になりがちですが、地方の中古屋さんでも安価に増備できるNゲージの世界では同一形式の複数増備のハードルも低くなっていると思います。
なにより安価な中古モデルだとウェザリングの覚悟も少ないですし。
また、発想は異なりますが同一メーカーに拘らず競合している別メーカー品という形でもそれなりに差異は感じられるのではないかと(ただ、マイクロの大半の蒸機の様にプロポーションの時点で他社とは違いすぎるなんて例もありますが汗)