花輪線貨物列車セットを機関車交換で愉しむ

 先日入線のKATO花輪線貨物列車セットのはなしの続きです。

 このセットには特に特殊な形式の貨車がある訳ではなく、昭和50年代以前であれば基本的に機関車を選ぶ様なものではありません。
 個人的な印象で言えば、実例の有無にかかわらず、8620にはワㇺ80000とかタキ43000は似合わない気もしますし、その意味では黒一色の二軸貨車で構成されたこのセットの編成バランスは結構いい感じもします。

 ですが、これを8620の専用編成にする必要もありません。
 手持ちの他の機関車で試してみても面白いと思ったのでさっそく試してみました。
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 まず試してみたのがマイクロの9600。
 KATOの9600がややスケールアウト気味なのとTOMIXのそれがやや造形に難がある事を考えると正調スケールのマイクロ9600の存在価値はいまだに高い物があります。
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 ロコ自体の大きさも今回の8620とのバランスもとれていて今回の貨物列車セットとは見た目の上でもベストマッチでした。

 という訳で更に調子に乗って完全フリーダム編成を試しました。
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 ロコインターナショナルのBR141.5。ドイツの古典電機ですがそのクラシカルなところは和風の貨車にもよく似合うと思います。21世紀の日本車程のスムーズさこそないですが、いかにも機関車らしい重厚さを感じる走りが楽しめました。
 この機関車については近くこのブログでも上げる予定です。
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 同じくBR141ことE44(ミニトリックス)も意外と私鉄の古典機ぽくて悪くありません。
 一度試しに茶色にリペイントしてみようかとか考えていますが、今の灰色もそれなりにシックな感じがするので決断しきれません。
 客車に比べるとオムニバスの貨物編成は機関車のメーカーばかりか国籍もあまり選ばない楽しみ方がしやすい事を今回の運転で再認識した次第です。
 なお、どちらの電機もパンタグラフが不自然に上昇していますが、これは欧州メーカーらしく架線集電に対応しているため、架線に対する確実な集電の為に強めにスプリングを効かせる構造になっているからの様です。

光山鉄道管理局
 HPです。


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