GMのマルチブルタイタンパー
先日入線の中古モデルから。
その素材の渋さからリリース時には大いに驚かされた、GMのマルチプルタイタンパーの出物を見つけました。
プロトタイプは新潟に本社を持ち、主に東北を縄張りにしている第一建設の仕様です。私の田舎では同じタイタンパーでも仙建工業の仕様の方をよく見かけるので馴染みの点ではそちらの方が欲しかったのですが、形態は同じで単なる色違いですしお値段も折り合ったのでついつい財布に手を。
独特な賑やかさの床下も魅力的ですが、作業中には下される防音シャッターのアクションが鉄道模型としては珍しいと思います。
また、見た目が風変わりですが、モータが組み込まれ「自走可能」です。
動力台車は片側2軸のみとかなり思い切った設計。
事業車だけにスロー走行がメインの車両ですが、専用のギア比の動力装置のおかげでパワーパックのスロットルをかなり開けてものろのろとした走りで好感が持てます。
また、夜間作業がメインの車両だけに室内灯や作業等を標準装備しているのが楽しい。ある意味夜景の最も似合う車両かもしれません
(但し明かりはかなり強めでまぶしい位なのが難ですが)
尤も、この車両は夜間の保線作業で活躍することが多い車両なだけに側線の飾物的な無動力モデルがあっても良かったかもしれません。
光山鉄道管理局
HPです。
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この記事へのコメント
実際、近所の模型店で特価品として並んでいたのですが、結局購入には至りませんでした。
その理由を自問自答してみると、私が固定式レイアウトを所有していないからというところに行き着きますね。
レンタルレイアウトでこの車両を走らせるかというと、それは無さそうな気がします。
自宅に固定式レイアウトがあれば、レールクリーニングの合間に走らせてみるといい雰囲気になりそうなのですが…。
それにしても、とても楽しいギミックを満載した車両ですね。
こういった車両が模型化されるほどに、日本のNゲージの世界も成熟してきたということなのでしょうね。
今回のマルタイはGMらしからぬギミックの塊(と片側台車駆動などこれまたGMらしくない)点でもかなり個性的なモデルですね。
今思ったのですがこれをレールクリーニングカーの仕様で出してみるというのも面白いと思います(クリーナー部はTOMIXかフライッシュマン辺りに準じた機構にすれば「スロー走行でレールを拭き上げる」事もできそうですし)